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「ビタミンC誘導体って本当に効果があるの…?」
「毛穴・シミを改善するスキンケアアイテムが知りたい!」
ビタミンC誘導体に関する疑問に、皮膚科医が詳しくお答えします。ビタミンC誘導体を使ってみたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
監修者
よこはま港南台形成クリニック
本間有貴 先生
経歴
札幌医科大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
関東労災病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
横浜市立大学附属病院 形成外科
平成30年10月より小田原銀座クリニックに勤務
令和2年6月よりよこはま港南台形成クリニックに勤務
contents
最近ビタミンC誘導体をよく目にします。
ビタミンCと何が違うのでしょうか?
ビタミンC 誘導体をわかりやすくいうと、ビタミンCの構造式の一部を変えてもっと皮膚に吸収されやすくしたものです。
皮膚に吸収された後、体内の酵素反応によりビタミンCに変わり、長い時間その場に留まる性質があります。
ビタミンCは、とても不安定な成分です。
光や熱に当てられたり、空気に触れるだけで酸化を起こします。酸化したビタミンCは、肌に有効に働くどころか悪影響を与える可能性があります。また、ビタミンCをそのまま塗布しても皮膚に吸収されにくいという欠点があります。
一方でビタミンC 誘導体は、酸化しにくく安定性が高いと考えられています。
ビタミンC誘導体が配合された化粧品は、肌に有効に働くと考えられています。
毛穴やニキビに対しては、皮脂の分泌を抑える作用、皮脂の酸化を抑える作用、活性酸素を除去する作用などによって改善が期待できます。
さらに、シミに対しては、メラニンの生成を阻害する作用、メラニンを還元する作用、光老化からの保護作用、新陳代謝を促進する作用などによって改善が期待できます。
こんなお悩みには…
\ビタミンC 誘導体がおすすめ/
・ニキビ
・シワ
・シミ
・毛穴の開き
・肌のざらつき感
・肌のくすみ
・肌のたるみ
ビタミンC誘導体には、「水溶性」、「油溶性」、「両親媒性」の3種類があります。
また、その中にもいくつか種類があるため、ビタミンC誘導体の種類によっては効果を感じにくいことがあります。
ビタミンC誘導体の種類 | 成分例 | 特徴や効果 |
---|---|---|
水溶性ビタミンC誘導体 | ・リン酸アスコルビルMg ・リン酸アスコルビルNa ・3-グリセリルアスコルビン酸 ・ビスグリセリルアスコルビン酸 など |
即効性はあるが、持続性の少なさと刺激感がある。敏感肌には使いにくい。 |
油溶性ビタミンC誘導体 | ・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル ・ステアリン酸アスコルビル ・パルミチン酸アスコルビル など |
持続性・浸透性・保湿性があるが、即効性はない。 |
両親媒性ビタミンC誘導体 | ・パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na ・ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸 ・3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸 など |
水と油の2つの性質を持つ。肌への吸収力が高い。水分と油分が補給できる。安定性に問題がある場合がある。 |
また、皮脂分泌を抑制する作用により、肌が乾燥しやすくなります。さらに、肌が敏感な人や炎症が生じている場合は、肌に刺激を与えてしまうなどが起こるケースがあります。
どの種類のビタミンC誘導体が、効果を実感するために一番おすすめでしょうか?
肌の状態は一人一人異なるため断言できませんが、次世代型ビタミンC誘導体といわれるパルミチン酸アスコルビルリン酸3Naがおすすめです。
特に、シワに対しての作用が報告されています。
また、従来型と比較して、100倍以上ものビタミンCを皮膚や細胞内部まで浸透させることが可能と考えられています。
ビタミンC誘導体は、朝の洗顔後と夜の入浴後のスキンケアとして使用してください。
また、ビタミンC誘導体の効果を最大限に高めるためには、肌の悩みが気になる部分に重ねて使用する方法がおすすめです。コットンパックも有効です。パックをした後は、乳液などで保湿をしてくださいね。
ビタミンC誘導体は、朝も夜も問題なく使用できるケースが多いです。
しかし、ピュアビタミンCは、紫外線を取り込みやすくなる恐れがあるため、朝は使用しないようにしてください。
セラミド・スクワランなどの保湿作用が高い成分と一緒に使うのがおすすめです。
さらに、フラーレンなどの抗酸化作用が高い成分と一緒に使用すると有効性が高まると考えられています。
様々な効果が期待できるビタミンC誘導体ですが、気をつけたほうがよい点もあります。
1. 肌の刺激になることがある
2. 保存方法・使用期限を守る
の2つを覚えておきましょう。
敏感肌・乾燥肌・肌で炎症が起きている人はビタミンC誘導体の使用が肌の刺激になるが場合があります。これは、皮脂分泌を抑制する作用によって起こると考えられます。
当てはまる方は、
といった対策をとりましょう。
肌に塗布した際、刺激を感じてもすぐに引くようであれば、使用を継続しても問題ないケースが多いと考えられます。
しかし、肌に塗布した後、1~2分経過してもヒリヒリするような感覚がある場合には、使用を中止し、皮膚科の医師に相談してください。
ビタミンC美容液は、デリケートな成分を高濃度で配合しています。そのため、冷蔵保存が必要であったり、使用期限が短かったりするケースが多いです。
保存方法や使用期限を守らなかった場合、配合成分の劣化により本来の美容作用が低下する、肌荒れ等のトラブルによりスキンケアをしているはずが肌に悪影響を及ぼす等のリスクが生じると考えられます。
ビタミンC誘導体の美容液を使うときは、説明書などをしっかり読んで使いましょう。
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