急にささくれが増えた

【急にささくれが増えた】ストレスやビタミン不足が原因?治し方を美容家が解説

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ファンケルの大人のカロリミット(

「急にささくれが増えたのはなんで?」
「ストレスやビタミン不足が原因って本当?」
急にささくれが増えた時の原因や対処法を、美容専門家に聞きました。
ささくれの治し方や予防方法なども、解説します。

監修者

徳満友美

株式会社Luce/健康検定協会

日本エステティシャン協会認定フェイシャルエステティシャン

徳満友美 先生

経歴

大手エステティックサービスの提供、技術営業指導員を経て、化粧品、健康食品会社にてスタッフ育成、その後美容皮膚科にて運営、企画を行う。
株式会社Luceでは健康、医療情報メディカルアカデミーを担う。

なぜ?急にささくれが増えた「原因」

美容専門家(女性)

急にささくれが増えた原因として、
・ビタミン不足
・ストレス
・乾燥
・摩擦が多い生活をしている
などのことが影響していると考えられます。

原因① ビタミン不足

ビタミン群

美容専門家(女性)

偏った食事を摂ると、ビタミンが不足し、肌の新陳代謝が落ちることがあります。
その結果、乾燥しやすくなり、ささくれが急に増える原因につながります。

  • ビタミンA
  • ビタミンB2

のほか、亜鉛などの肌の代謝を促す栄養素が足りていない時にささくれができやすいです。
肌の新陳代謝が落ちると、かゆみ・皮むけ・赤みなどの症状も出やすくなります。

原因② ストレス

ストレス

美容専門家(女性)

ストレスが溜まると、血行が悪くなり、体が冷えて、肌の新陳代謝が落ちてしまいます。
その結果、ささくれが急に増えることがあります。

ストレスが多い生活を送っていて、疲労が溜まっている方は、

  • 十分睡眠を取る
  • 好きなことを行う
  • 入浴して体を温める

などの方法で、ストレスを発散しましょう。
ストレスはささくれ以外にも、心身の不調を招く可能性があります。

原因③ 乾燥

お皿洗い

美容専門家(女性)

指先の水分や油分が足りず乾燥すると、肌のバリア機能が落ちて、角質がめくり上がり、ささくれが増えることがあります。

  • 水仕事の機会が多い
  • 指先をよく使う
  • ハンドクリームなどで手入れをしてない

などの人は、指先が乾燥しやすい傾向があります。

秋から春にかけての時期は乾燥しやすいので、多くの人が肌トラブルを抱えます。
乾燥する時期は特にしっかり保湿ケアを行いましょう。

原因④ 摩擦が多い生活をしている

引っ越し作業

美容専門家(女性)

指先に限らず肌は、物に触れると刺激を受けます。
刺激を受け続けると、肌のバリア機能が低下し、角質がめくり上がり、ささくれが増えることがあります。

  • 指先をよく使う
  • 紙や段ボールなどを触ることが多い

などの人は、摩擦が多い傾向があります。

痛い!ささくれができた時の「対処法」

爪切り

美容専門家(女性)

ささくれを放置していると、衣類などに引っかかり、悪化する恐れがあります。
そのため、ささくれができた時は、保護してあげると良いでしょう。

▼ 準備する物

  • ハサミ or 爪切り
  • ハンドクリーム or スキンケア用オイル
  • 絆創膏

▼ ささくれが痛い時の対処法

  1. ハサミや爪切りで皮膚のギリギリまでささくれをカットする
  2. クリームやオイルで保湿する
  3. 絆創膏で保護する

ささくれの「治し方」

ハンドクリーム

美容専門家(女性)

ささくれをケアするために、
・保湿する
・湿潤療法タイプの絆創膏を貼る
という方法を試すと良いでしょう。

方法① 保湿する

美容専門家(女性)

毎日こまめにハンドクリームを塗って、乾燥を予防しましょう。

特に、水仕事後・入浴後は丁寧に保湿しましょう。
水に触れた後は、乾燥しやすいです。

▼ハンドクリームにおすすめの成分

成分名 働き
セラミド 肌の水分を守って、潤いを保つ
ヒアルロン酸 肌内部と表面の水分を保つ
コラーゲン 保湿力が高く、肌に潤いを与える
尿素

方法② 湿潤療法タイプの絆創膏を貼る

美容専門家(女性)

ささくれができている部分を覆うように、湿潤療法タイプの絆創膏を貼りましょう。
空気が入り込まないように、隙間なく貼るのがポイントです。

湿潤療法タイプの絆創膏は一般の絆創膏と比べ、傷口が密閉されます。
そのため、内部の乾燥が防げるので、放置するよりも早くささくれをケアできるでしょう。

ささくれは普通「どれくらいで治る?」

美容専門家(女性)

ささくれは、2~3日程度で痛みがなくなり、1週間程度で通常の肌に戻ると考えられます。

ケアをしなくても、通常1週間程度で快方に向かいます。
しかし、治りきる前に刺激を受けると、自然治癒にも時間がかかってしまいます。

ささくれの治りが遅いと思った時や化膿している時は、皮膚科で相談しましょう。
ささくれを繰り返していると、慢性化して、肉芽(赤く柔らかい粒状の肉の塊)が増えてしまい、通常の肌に戻りにくくなります。

ささくれを防ぐ「生活習慣」

美容専門家(女性)

ささくれができるのを防ぐために、
・栄養バランスの良い食事を摂る
・しっかりと睡眠を取る
・保湿する
・水仕事をする時には手袋をつける
ということを日頃から意識して行いましょう。

予防法① 栄養バランスの良い食事

食事

美容専門家(女性)

バランスの良い食事を意識した上で、
・タンパク質
・脂質
・ビタミン
・ミネラル
をバランスよく摂取すると良いでしょう。

1つの食材から栄養を摂るのではなく、多くの食材を食べるようにしましょう。
そうすると、結果的に様々な栄養素を取り入れられ、栄養素同士が働きをサポートしながら効率よく作用すると考えられます。

▼おすすめの栄養素

栄養素名 働き  食品例
タンパク質  皮膚や爪などの材料になる  ・肉類
・魚類
・卵
・大豆製品 など
ビタミンA  肌の新陳代謝を促す  ・うなぎ
・レバー
・卵黄
・人参 など
ビタミンB2  ・細胞の再生を促す
・脂質や糖質などの代謝をサポートする
・ レバー
・ のり
・ 納豆
・卵 など
ミネラル
(亜鉛)
タンパク質合成をサポートする ・牡蠣
・レバー
・油揚げ など

予防法② しっかりと睡眠を取る

睡眠

美容専門家(女性)

毎日6~7時間程度の睡眠を取りましょう。
十分に睡眠を取ることで、肌の新陳代謝が促されると考えられます。

質の良い睡眠を取るために、

  • 夜は部屋の照明を落とす
  • 寝る直前までスマホやTVを見ない
  • 深酒をしない
  • 食事は寝る3時間前までに済ませる

などのことを意識すると良いでしょう。

予防法③ 保湿する

美容専門家(女性)

ハンドクリーム乳液などを、こまめに塗りましょう。
特に丁寧に指先を保湿すると、ささくれが予防できると考えられます。

予防法④ 水仕事をする時には手袋をする

洗い物 ゴム手袋

美容専門家(女性)

手を乾燥や冷えから守るために、水仕事をする時はゴム手袋をつけましょう。

仕事の都合などでゴム手袋をつけられない時は、水仕事の前後にハンドクリームを塗って手を保護してあげましょう。
水に強いタイプのハンドクリームがおすすめです。

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