サウナ

【サウナで髪が痛む?】サウナ中にできる乾燥対策│濡れたままはNG?

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「サウナに入ると髪が痛むって本当?」
「サウナ中にできる髪のダメージ対策を教えて!」
サウナと髪のダメージの関係性を、美容師さんに聞きました。
サウナ中にできる髪の乾燥対策なども解説します。

監修者

後藤淳子

美容師

後藤淳子 先生

サウナに入ると「髪が痛む」って本当?

髪 ダメージ

よくサウナに行くのですが、髪が痛んだ気がします…。サウナは髪ダメージの原因になるんでしょうか?

女性(焦り顔)
美容専門家(女性)

はい。
サウナに入ることで、髪が痛むことがあります。

髪に熱が長時間加わると、髪のタンパク質が硬くなり、

  • 髪の広がり
  • 切れ毛
  • 枝毛

などの原因につながることがあります。
また髪が濡れている状態でサウナに入ると、キューティクルから水分が出ていき、痛んだ印象の髪になってしまいます。

サウナに入ると「髪が生えた」っていう噂も聞きました…これって本当でしょうか?

女性
美容専門家(女性)

サウナに入ることで、髪に良い影響を与える可能性も考えられます。

サウナに入ることで、自律神経の活発化につながります。
その結果、血行が促進され、頭皮に栄養が行き渡りやすくなり、発毛につながる働きが期待できます。

熱と汗で色落ちすることも…

美容専門家(女性)

髪が濡れたままサウナに入ると、髪内部に入れてあるカラー剤やパーマ剤が流れ出て、これらの作用が落ちてしまうことがあります。
髪が乾いた状態で入った方が、これらは流れにくいと考えられます。

カラーやパーマを行った後は、2日程度サウナに入らないようにしましょう。

ドライサウナとミストサウナ、どっちが髪によくない?

髪のことを考えると、ドライサウナの方がよくないと言えるでしょう。
ドライサウナはミストサウナに比べて、高温+乾燥している状態なので、髪にダメージを与えてしまう可能性があります。

【サウナ前】ダメージ対策方法

美容専門家(女性)

サウナに入る前からダメージ対策を行いましょう。
・髪を保湿する
・髪は乾かしてから入る
というポイントを実践してください。

サウナに入ることで、髪にダメージが加わります。
そのダメージを軽減させるために、サウナ前のケアが重要です♪

対策① 髪を保湿する

美容専門家(女性)

キューティクルを保護するために、
・ヘアオイル
・ヘアミルク
などで髪を保湿してからサウナに入りましょう。

ヘアオイルやヘアミルクは、毛先を中心に髪全体につけましょう。
そうすることで、髪の潤いを保てると考えられます。

対策② 髪は乾かしてから入る

美容専門家(女性)

髪が濡れていると、さらにダメージが加わってしまいます。
サウナ前はシャンプーせず、乾いた状態で入りましょう。

【サウナ中】ダメージ対策方法

サウナハット

美容専門家(女性)

サウナに入ったら、サウナハットタオルをかぶりましょう。

サウナハットやタオルをかぶることで、

  • 髪を乾燥から守る
  • 髪を熱のダメージから守る
  • のぼせるのを防止する

などの作用が期待できます。

【サウナ後】ダメージ対策方法

美容専門家(女性)

サウナ中に対策を行っても、どうしてもダメージは加わってしまいます。
そのため、
・保湿力の高いシャンプーを使う
・保湿ケアをする
・髪は早めに乾かす
などをサウナ後に行って、髪や頭皮をいたわってあげましょう。

対策① 保湿力の高いシャンプーを使う

シャンプー

美容専門家(女性)

サウナによって受けたダメージをフォローするため、
保湿成分入りのアミノ酸系シャンプーを使いましょう。

サウナによって頭皮の汚れが浮き出ているので、シャンプーの洗浄作用が出やすいです。
頭皮・頭髪の汚れを落とすように意識して、シャンプーしましょう。

▼おすすめの保湿成分

成分名 働き
セラミド 水分の蒸発を防ぐ
アスタキサンチン 肌や髪の潤いを守る
ヒアルロン酸 水分を保持し、細胞を守る
コラーゲン 細胞と細胞を結び、ハリやコシのある髪をサポートする

対策② 保湿ケアをする

ヘアケア

美容専門家(女性)

シャンプー後は、
・コンディショナー

・トリートメント
・アウトバスヘアケアアイテム
などを使い、髪を保湿しましょう。

保湿アイテムは、

  • ダメージケアできるタイプ
  • 高保湿タイプ

がおすすめです。

対策③ 髪は早めに乾かす

美容専門家(女性)

開いたキューティクルを閉じるために、入浴後はすぐに髪を乾かしましょう。
タオルドライをしてから、ドライヤーを当てて乾かしてください。

入浴後5分以内に髪を乾かすことを目指しましょう。

すでに痛んだ髪には丁寧なケアを♪

美容専門家(女性)

すでに痛んでいる髪には、
・トリートメントをする
・アイロンやコテの使用は控える
といったことを意識して、サラサラな髪を目指しましょう。

ケア① トリートメントをする

美容専門家(女性)

シャンプーの後に、
・コラーゲン
・ヒアルロン酸
などの美容成分が配合されたトリートメントで髪を整えましょう。

髪に潤いやハリ・コシを与える作用が期待できます。

ケア② アイロンやコテの使用は避ける

ヘアアイロン 髪 巻く

美容専門家(女性)

アイロンやコテの使用は、髪の乾燥の原因になります。
ダメージが気になる場合は、使用を控えましょう。

アイロンやコテの使用頻度を減らすために、ドライヤーを使用する段階で、ある程度髪を整えると良いでしょう。
どうしてもアイロンやコテを使いたい場合は、

  • 髪が乾いている状態で使用する
  • 温度設定を1番低くする

ということを意識して行ってください。

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