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「髪の毛が乾燥してパサパサする…」
「しっとりツヤ髪になりたい…!」
髪の毛の乾燥対策を、美容師が詳しく解説します。
正しいヘアケアで、憧れのうるツヤ髪をゲットしましょう♪
100人の本音とおすすめの処理方法をご紹介
【記事を見る】
髪の毛が乾燥するのは、摩擦や刺激が原因だと考えられます。
摩擦や刺激によって髪の表面にあるキューティクルに傷がつくと、水分やアミノ酸などが髪の外に出て行きます。
そのため、髪の内部がスカスカになり、乾燥・ごわつき・広がりが目立つようになります。
\摩擦や刺激の原因となる行動/
生まれつきくせ毛の人や乾燥肌の人は、髪が乾燥しやすいです。
くせ毛の人はもともとキューティカルが少なく、乾燥肌の人は髪も乾燥しやすいからです。
意外な落とし穴!この行動も髪の乾燥につながります…!
・洗髪後に髪を自然乾燥させる
・シャンプーを泡立てずに使っている
と、髪が乾燥しやすくなります。
髪を自然乾燥させると、キューティクルが開きっぱなしになり、髪の内側の水分がどんどん蒸発していきます。また、シャンプーを泡立てないで使うと、髪に摩擦を与えてキューティクルが痛みます。
髪の毛は、摩擦やダメージによって乾燥が悪化してしまいます。
そのため、髪の毛をしっとりさせたい人は、正しい方法で洗浄→保湿→ドライヤーの順番でヘアケアを行いましょう。
具体的には、
といった5つの乾燥対策がおすすめです。
髪の毛が絡んだまま洗うと、摩擦が起こります。ブラッシングで絡まりをほどいておくことで、シャンプー時の摩擦を軽減できます。
毛先に絡んでいるところがあれば、ブラッシングしてほぐします。その後、髪全体をよくとかします。
この際使うのは、頭皮ケアができるブラシを使用するのがおすすめです。
ブラッシングで頭皮の皮脂汚れが浮き上がるので、効率的に汚れを落とせるというメリットもありますよ。
シャンプーを頭にのせてから泡立てると、髪が擦れてしまいます。シャンプーをしっかり泡立ててから髪につけることで、摩擦を避けられます。
まず、髪と頭皮にシャワーをあてて予洗いし、頭皮の汚れを落とします。
指の腹を使って、頭の下から上に向かって、マッサージするようにして洗いましょう。
しっかり時間をかけて予洗いすると、シャンプーを使わなくても汚れが落とせますよ。
予洗いが済んだら、シャンプーをワンプッシュ手に取り、手のひらでよく泡立てます。泡立てたシャンプーを髪の毛に乗せて、指の腹を使って頭皮に優しくなじませます。
ここで重要なのは、髪の毛ではなく頭皮を洗うことです。整髪料がたくさんついているときは別ですが、何もついていない状態の髪の毛は、ゴシゴシと洗う必要はありません。
泡立てたシャンプーでしっかり頭皮を洗ったら、最後はシャワーできれいに洗い流します。頭皮や髪にぬるつきがなくなり、キュッとした感覚になるまで、しっかり洗い流しましょう。
シャンプーは安いものでいいの?
安いシャンプーには、界面活性剤が多く配合されているケースがあり、頭皮や髪に必要な潤いまで洗い流してしまうリスクがあります。
ただし、髪質に合ったシャンプーを選んで正しい使い方ができていれば、安くても十分にケアすることが可能です。そのため、一概に「安いシャンプーはよくない」とも言えません。安いシャンプーでも、洗いあがりの状態がよければ、髪質に合っていると考えられます。反対に、洗った後に髪の毛にごわつきや乾燥が見られるものは、髪質に合っていない可能性が高いので、使用を控えましょう。
シャンプーの後は、必ずヘアオイルやトリートメントを使いましょう。髪の内部に潤いや栄養を与えて、逃げないようにします。
ヘアオイルやトリートメントは、つける量が多すぎたり、少なすぎたりすると、かえって髪にダメージを負わせてしまうことがあります。製品に記載されている手順と使用量を守りましょう。
シャンプー後に、トリートメントを髪の毛につけたら、髪の毛をラップで覆います。さらにその上から蒸しタオルで包みます。
そのまま10〜15分ほどおくと、美容成分がしっかり浸透していきますよ。
洗い流さないトリートメントやヘアオイルは、手に一度伸ばしてから、髪の真ん中と毛先に揉みこんでください。その後、目の荒い櫛で溶かすと、髪の毛に均等に伸ばすことができます。
知ってた?乾燥した髪にコンディショナーは浸透しない
コンディショナーは、乾燥している髪の毛には浸透しません。すでに、パサついている髪の毛は、潤い成分や栄養分が豊富に配合された、トリートメントやヘアマスクなどでケアしましょう。
ドライヤーは「温風」から「冷風」に切り替えて使用しましょう。冷風で仕上げることで、開いていたキューティクルが閉じ、髪に水分が留まりやすくなります。
反対に、温風を長時間あてていると、髪の毛の乾燥を促進するので注意しましょう。
洗髪後の髪を乾かす手順は次の通りです。
まずは、タオルドライで髪表面の水分を取り除きます。この際、髪の毛をゴシゴシと擦ってはいけません。タオルで優しく髪を挟んで、水分を吸収させてください。
タオルドライ専用のタオルが売っているので、そちらを使用すると
さらに水分の吸収がよくなりますよ。
しっかりタオルドライしておくと、その後のドライヤーの時間が短縮できるので、熱によるヘアダメージの予防にもなります。
タオルドライが済んだら、トリートメントで髪に栄養を与えましょう。後でドライヤーやアイロンを使用するときに、髪が乾燥しにくくなります。
まず、頭皮に近い髪の根元をドライヤーで乾かします。髪の流れに沿って、上から風をあてて乾かしていきます。
ドライヤーは10~15cm程度離すようにして、70℃程度の強風を使用します。これよりも強い風をあてると、髪が傷みやすくなります。
また、同じ場所に長くドライヤーをあてるのもダメージに繋がるため、気を付けましょう。
髪がある程度かわいたら、冷風をあてて整えてください。
アイロンやコテで長時間熱を与えると、キューティクルが壊れて髪が乾燥します。アイロンやコテは、短時間の内に高温で仕上げましょう。
低温で使用すれば、髪の毛は痛みにくいですが、その分、カールやキープ力が劣ります。高温で使用しても、5秒以上同じ部分にあてないようにすれば、ダメージを最小限に食い止められますよ。
乾燥した髪の毛には、ヘアサロンのトリートメントもおすすめです。
特に、
・繰り返しカラーやブリーチを行う人
・乾燥肌の人
などは、定期的にトリートメントを受けるといいですよ。
サロンでは、市販品よりもしっかりと髪の内部に浸透する成分を使ってケアしていきます。
具体的には、
といったトリートメントを行います。
これらを組み合わせて、サロン独自の名称をつけたメニューを展開しているところが多いです。
※1…Ph値とは、アルカリ性〜酸性の度合いを示す数値です。健康な髪のPh値は弱酸性ですが、乾燥した髪はアルカリ性に傾いています。Ph値を弱酸性に調整することで、髪が乾燥しにくい状態に導くことができます。
トリートメントの費用は、2,000円〜5,000円程度のものが多いです。パーマやカットなどとセットにすると、割安になるケースが多いです。
サロンのトリートメントの後は、自宅で丁寧にケアすることが大切です。
サロンのトリートメントでは髪の内部の状態を整えて、自宅のケアでは外部の刺激から髪を守ります。
しっかりセルフケアして、サロン帰りの髪を長持ちさせましょう♪
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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