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「開いた毛穴がもとに戻らない…」
「毛穴の目立たないつるつる肌になりたい…!」
そんな毛穴のお悩みに、肌の専門家“皮膚科医”がお答えします。
なかなか治らない毛穴トラブルの正しい対処法を知って、毛穴レス美肌を目指しましょう♪
監修者
JUN CLINIC横浜
長谷川 佳子 先生
経歴
北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
横浜栄共済病院 形成外科
2014年 KO CLINICに勤務
2021年 ルサンククリニック銀座院 院長
を経て2024年JUN CLINIC横浜 就任
contents
先生!開いた毛穴が元に戻りません…。毎日きちんとケアしているのに、なぜでしょうか?
丁寧にケアをしているのに一向に改善しない場合、ご自身の毛穴開きに対して、適切なケアができていない可能性があります。
毛穴の開きは、生まれ持った肌質や加齢、生活習慣などが原因で生じるトラブルです。
この原因に対して正しくアプローチしないと、しっかりケアしていても、なかなか改善が見られないこともあります。
開き毛穴を引き締めるためには、ご自身の毛穴タイプに併せたケアを丁寧に続けていくことが大切です。
開き毛穴には
の3タイプがあります。
ここからは、それぞれの毛穴タイプの特徴と、正しいケア方法を解説していきます。
「過剰な皮脂」による開き毛穴は、鼻周り・頬などに多いです。また、ニキビもできやすいです。このタイプは、思春期から30代までに多く、脂性肌や混合肌の人に生じやすい毛穴トラブルです。
といったことを取り入れるといいでしょう。
洗顔後は、皮脂分泌を抑える化粧水でケアしてください。おすすめの成分は、「ビタミンC」です。皮脂の分泌をコントロールすることで、開いた毛穴を引き締める働きをもちます。
また、皮脂分泌が多いからといって、油分の入った乳液やクリームを塗らないのはNGです。
鼻やTゾーンなど皮脂量が多い部分には薄めに塗るようにしたり、軽めのテクスチャーの乳液を選んで使用するといいでしょう。
「角栓詰まり」による開き毛穴は、角栓・皮脂などが詰まって広がっている状態の毛穴です。酸化した角栓が黒ずんで見えることもあります。
このタイプは30代以降に多く、脂性肌・混合肌・乾燥肌など多くの肌タイプの人に見られます。
といったことを取り入れるといいでしょう。
皮脂が多い部分は、肌の引き締め効果がある収れんタイプの化粧水を使うことをおすすめします。
また、週2~3回のスペシャルケアとして、酵素洗顔を使用するのが良いでしょう。角栓を取り除いて、肌を引き締める働きがあります。酵素洗顔の使用後は肌が乾燥しやすい状態になるので、化粧水をたっぷり使ってお肌に水分を与えるようにしてください。
「加齢による」開き毛穴は、皮膚がたるむことで、毛穴が伸びて細長く見えます。鼻周り、頬などが目立つのが特徴です。
このタイプは、40代以降の乾燥肌の人に多くみられます。
他の毛穴タイプと比べて、肌の中の肌を支える成分が減少しているため、セルフケアではなかなか良くなりません。
といったことを取り入れるといいでしょう。
肌にハリを与える主な成分には、コラーゲンやエラスチンなどが挙げられます。これらの成分は、化粧水や美容液など多くの化粧品に配合されているので、取り入れやすいです。その他、肌の弾力ケアにアプローチするレチノール入りの美容液を使用するのもおすすめです。
開き毛穴には、3タイプの毛穴が複合しているケースもあります。鼻周辺は皮脂や角栓による毛穴が目立ち、頬のあたりにはたるみ毛穴が見られます。このタイプは30代~40代の方に多いです。
複合型の開き毛穴は、ケアの仕方に工夫が必要です。
皮脂が多い部分
→収れんタイプの化粧品でケアする
たるみや乾燥がある部分
→保湿力が高く、美容成分がたっぷり入った化粧品でケアする
というように、化粧品を使い分けるようにしましょう。
朝に洗顔料なしで顔を洗うと、寝ている間に出た皮脂や汚れが肌に残り、毛穴が開く原因となります。
特に
の人は、朝は洗顔料なしで顔を洗うことはNGです。
毛穴開きを悪化させないためには、朝も洗顔料を使用して丁寧に洗顔しましょう。
熱いお湯で洗顔すると、必要な皮脂まで取り除かれて、肌が乾燥します。すると、それを補うために皮脂分泌が過剰になり、余計に毛穴が開く原因となります。
洗顔するときは、肌より少し冷たいと感じる32度くらいのぬるま湯で丁寧に洗いましょう。
ピーリングをやりすぎると、角質が必要以上にはがれて、潤い成分が足りなくなることがあります。
特に「加齢による開き毛穴タイプ」の方は、たるみが悪化するリスクが高いので、注意しましょう。
ピーリング系の洗浄料を使いたい場合は、脂性肌・混合肌の方は週に2~3回程度、乾燥肌の場合は週に1回程度にしましょう。
ピーリングを行った場合は、いつも以上に保湿ケアをしっかり行いましょう。
睡眠不足は肌のターンオーバーを停滞させるため、角栓詰まりの原因になります。
忙しい毎日の中では難しいかもしれませんが、最低でも6時間以上の睡眠時間が確保できるように心がけましょう。
脂の多いものや甘いものは皮脂の分泌を促進して、開き毛穴を悪化させる可能性があります。揚げ物や甘いお菓子は、極力控えるようにしましょう。
適度な運動は、血行を促進して新陳代謝をよくすることで、ハリのある肌をサポートしてくれます。
運動習慣がない人は。ウォーキングやジョギングなど、軽く汗ばむ程度の運動を週2~3回程度から始めてみましょう。
という方は、セルフケアでの改善が難しいケースが多く、美容皮膚科での治療を検討するのも良いでしょう。
美容皮膚科の治療は、薬や医療機器を使用して、セルフケアではできない方法で毛穴にアプローチできるからです。
開き毛穴を改善する治療として、
・ケミカルピーリング
・フラクショナルレーザー
・ダーマペン
などがあります。
どの治療法を選択するかは、なりたい肌のイメージ、治療に伴うダウンタイム、費用面など、患者さんと医師で話し合って決めていきます。
ぴったりの治療を行うために、どうなりたいかの希望をお伝えいただければ、医師がメニューをピックアップしてくれます。難しく考えずにカウンセリングを受けてみましょう。
治療法 | 費用目安 | どんな人におすすめか |
---|---|---|
ケミカルピーリング | 5,000円〜 | 乾燥肌、毛穴の開き、ニキビなど |
フラクショナルレーザー | 100,000円〜 | 毛穴の開き、ニキビ、乾燥肌など |
ダーマペン | 30,000〜50,000円 | 毛穴の開き、ニキビ、角栓除去の傷跡など |
ケミカルピーリングは、薬剤を使って肌のターンオーバーを促進する治療法です。
毛穴まわりの皮膚を活性化することで、毛穴を引き締めます。
マイルドに肌に働きかける治療法なので、年齢や肌質を問わず、多くの方におすすめの治療法です。
効果 | 乾燥肌、毛穴の開き、ニキビなどの改善 |
---|---|
副作用 | 治療後に赤みが出ることもありますが、その後すぐに引きます。 |
費用目安 | 5,000円〜 |
フラクショナルレーザーは、肌に小さな穴をレーザーの力で開ける治療法です。
穴を開けたことで、怪我を治そうとする力を使い、毛穴を小さくしていく可能性が期待できる治療法です。
毛穴の開きやニキビ、乾燥肌などが目立つ方におすすめです。ダウンタイムが長めなので、スケジュール調整が必要となることがあります。
効果 | 毛穴の開き、ニキビなどの改善 |
---|---|
副作用 | 出血、痛み、赤み、腫れ |
費用目安 | 50,000円〜 |
ダーマペンは、細かい剣先のついた機器を使って、皮膚に小さな傷をつけます。傷が修復する過程で、跡になってしまっている部分も新しい皮膚に入れ替え、角栓の跡が目立たなくなる期待が持てます。
術後、赤み、出血、かさぶたができますが、1週間程度で肌が入れ替わり、徐々に滑らかになります。
毛穴が目立つ、角栓の跡が開いているなどの方におすすめです。
効果 | 毛穴、ニキビ跡、角栓除去の傷跡など |
---|---|
副作用 | 赤み、出血、かさぶたが生じますが、1週間程で治まります。 |
費用目安 | 30,000〜50,000円 |
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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