なぜ？「すっぴんになると顔色が悪い…」顔色をよくする方法は？スキンケア&生活習慣

公開日2022-07-28
更新日2022-11-22

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「すっぴんだと、顔色が悪くなるのはなんで？」
「明るい顔色になりたい…顔色を良くする方法を教えて！」
ノーメイクで顔色が悪くなる原因や対策を、エステティシャンに聞きました。
顔色を良くするケア方法や生活改善のポイントなども、解説します。

監修者

株式会社Luce/健康検定協会

日本エステティシャン協会認定フェイシャルエステティシャン

徳満友美先生

経歴

大手エステティックサービスの提供、技術営業指導員を経て、化粧品、健康食品会社にてスタッフ育成、その後美容皮膚科にて運営、企画を行う。
株式会社Luceでは健康、医療情報メディカルアカデミーを担う。

contents

すっぴんになると顔色が悪い3つの原因
顔色をよくするための「基本のスキンケア」
顔色をぱっと明るく！週数回の「スペシャルケア」
血色のいい肌は「生活習慣の見直し」も大切

すっぴんになると顔色が悪い3つの原因

ノーメイクで顔色が悪い原因は、主に3つ考えられます。
・血行不良
・くすみ
・メラニン色素の定着
などのことです。1つずつ見ていきましょう。

原因①　血行不良

血行不良だと血中酸素が少なくなり、血の色が暗くなります。
この色が反映されて、顔色が暗くなると考えられます。

血行不良は

寝不足
冷え性

などで起きることが多いです。

この場合、目の下に青っぽいクマができ、顔色が悪くなりやすいです。

原因②　くすみ

古い角質が何層も顔に張り付いていると、乾燥して、暗い顔色になります。

この場合、肌が乾燥してざらつき、化粧ノリが悪くなることが多いです。

原因③　メラニン色素の定着

メラニン色素が排出されると、肌のトーンが暗くなります。

メラニンの排出は

紫外線を浴びる
摩擦をする

などで起きることが多いです。

通常メラニンは一定時期で排出されますが、繰り返し紫外線を浴びると、黄身がかったようなくすんだ肌色に見えます。

顔色をよくするための「基本のスキンケア」

明るい顔色にするためには、基本的なスキンケアが大切です。
・クレンジングは「こすらず優しく」
・洗顔は「もこもこ泡で押し洗い」
・保湿ケアは「丁寧にこすらない」
このことを意識して、スキンケアをしましょう。

基本①　クレンジングは「こすらず優しく」

摩擦を抑えるために、クレンジングは優しく行いましょう。
クレンジング剤は多めに使用し、20～30秒ほどで洗い流しましょう。

クレンジングは、界面活性剤を使用していることが多いです。
そのため、長時間肌に乗せていると乾燥の原因になります。

基本②　洗顔は「もこもこ泡で押し洗い」

洗顔料は、泡立てて使います。
手でこすらないように、泡で押し洗いをするイメージで行いましょう。

泡立てた洗顔料を使用すると、皮脂汚れなどが浮き上がり、落ちやすくなります。
泡立てるのが苦手な人は、泡で出てくるタイプがおすすめです。

基本③　保湿ケアは「丁寧にこすらない」

保湿ケアも大切なのは、こすらないことです。
丁寧に水分や油分を肌に浸透させ、肌本来の力をアップさせましょう。

正しい保湿の方法

化粧水を手のひらに乗せて、両手になじませます。
手で優しく顔を包み込み、化粧水を浸透させましょう。
保湿が足りない部分は、プラスしてつけましょう。
クリームや乳液などを、摩擦しないように伸ばします。

保湿ケアアイテムは、保湿作用の高い成分や肌に良い成分が入ったものを選びましょう。

▼おすすめの保湿成分

セラミド	肌のバリア機能をサポートして、肌の潤いを保つ
コラーゲン	肌の弾力や水分保持を高める
パンテノール	ターンオーバーの正常化する
ヒアルロン酸	水分保持力をアップして肌を守る

顔色をぱっと明るく！週数回の「スペシャルケア」

顔色を良くするために、スペシャルケアを取り入れるのもおすすめです。
・酵素洗顔をする
・フェイスパックを使用する
などのスキンケアで、くすみのない顔色を目指しましょう！

スペシャルケア①　酵素洗顔

酵素が老化角質を取り除き、肌の透明感をアップするという変化が期待できます。

顔のくすみやごわつきなどが気になる方におすすめです。

酵素洗顔は洗浄力が強いため

敏感肌の方は使用を控える
それ以外の方でも週1回程度の使用にする
肌状態を見ながら使用する

という注意点を守るようにしましょう。
乾燥や違和感などがない方は、週2～3回と回数を増やしても良いでしょう。

スペシャルケア②　フェイスパック

フェイスパックを使用して、乾燥やごわつきをケアしましょう。
乾燥肌の方・ごわつきがある方は、毎日でも使用できます。

ニキビがある方や脂性肌の方は、パックによって油分が過剰分泌する可能性があります。
ニキビ肌用のパックを選ぶと良いでしょう。

血色のいい肌は「生活習慣の見直し」も大切

明るい顔色を目指すなら、生活習慣の見直しも大切です。
・食事
・睡眠
・運動
この3点を見直していきましょう。

【食事】温かいものや肌に良い食品を摂る

顔色を良くするために
・温かい食事
・肌に良い栄養素
を摂ることを意識しましょう。

冷たいものは、体を冷やして血流が悪くなりくすみを悪化させます。

また、くすみ改善のために肌に良い栄養素を摂ることも意識してください。
ターンオーバーが活性化されてくすみが改善できる期待が持てます。

▼おすすめの栄養素と食品名

栄養素	働き	食品
たんぱく質	・肌や筋肉などを作る・肌の弾力やコラーゲンを形成する	・肉類・魚類・大豆製品など
ビタミン類	・ターンオーバー促進・肌生成、代謝のサポート	・野菜果物類・きのこ・レバー・乳製品など
ミネラル類	・肌再生や代謝をサポート	・魚貝類、海藻類・ほうれん草・チーズ・肉類など