【ほうれい線ができやすい人の特徴】老け顔を予防する正しい対策は？

• 公開日2022-02-22
• 更新日2022-02-22

「ほうれい線ができやすいのってどんな人？」
「ほうれい線を目立たなくする方法が知りたい…！」

そんな方に、ほうれい線の原因と正しい対策を解説します。気になるほうれい線をしっかりケアして、“老け見え”を予防しましょう。

監修者

株式会社Luce/健康検定協会

日本エステティシャン協会認定フェイシャルエステティシャン

徳満友美 先生

経歴

大手エステティックサービスの提供、技術営業指導員を経て、化粧品、健康食品会社にてスタッフ育成、その後美容皮膚科にて運営、企画を行う。
株式会社Luceでは健康、医療情報メディカルアカデミーを担う。

ほうれい線ができやすい人の特徴

ほうれい線は、頬のたるみや肌のハリの低下によって目立つようになります。
・乾燥肌で皮下脂肪が少ない
・頬の肉が多く、顔の筋肉量が少ない
・紫外線対策をしていない
・いつも歯の片側でものを食べている
などに当てはまる人は、ほうれい線ができやすいと言えます。

頬にたるみがなくても、歯茎が前に出ているなど、骨格的な問題でほうれい線が目立ちやすくなるケースもあります。

ほうれい線を目立たなくする「スキンケア」

ほうれい線を予防・改善するには、化粧品やスキンケア方法を見直すことが大切。
肌の若々しさをキープするためは、

• 保湿ケアをしっかり行う
• たるみ・しわ用のケア商品をいつものケアにプラスして取り入れる

といったことを行うとよいでしょう。

step①　保湿ケアをしっかり行う

洗顔後やお風呂あがりの保湿ケアでは、化粧水やクリームを重ね付けするようにしましょう。

乾燥した肌は、ハリが失われて跡が付きやすくなっています。そのまま肌の奥まで乾燥が進行してしまうと、深いシワが刻まれてしまいます。ほうれい線を目立たなくするには、まずは保湿ケアをしっかり行いましょう。

step②　たるみ・しわケア用の美容液を使う

化粧水や乳液などの普段のケアにプラスして、部分用美容液・夜用クリームなどを取り入れましょう。

プラスする化粧品は、たるみやシワにアプローチする成分に注目して選んでください。

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step③　日焼け止めや帽子で紫外線対策を行う

紫外線を浴びると、肌の弾力を維持する組織がダメージを受けて、ほうれい線の発生につながります。日焼け止めや帽子を使って、毎日しっかり紫外線対策を行いましょう。

たるみ・しわの原因とされる紫外線のUV-A派は、季節や天気に関係なく肌に悪影響を与えると言われています。また、家の中にいる場合も、窓から紫外線が入ってきます。家の中で過ごす日も、日焼け止めを塗った方がいいでしょう。

ほうれい線を目立たなくする「マッサージ」

マッサージで、凝り固まった顔に筋肉をほぐして、血液やリンパの巡りを促進しましょう。

1. ほうれい線に手の指4本を添える。
2. 指をこめかみ方向へ優しく押し流す。こめかみを3秒ほどプッシュする。
3. こめかみから頬骨の下まで指を移動し、人差し指を横向きにして頬骨に添える。
   下方向から上方向へ3秒ほど指でプッシュする。

マッサージは、必ずクリームやジェルを使って行ってください。マッサージで肌に摩擦が加わると、乾燥の原因になります。

ほうれい線を目立たなくする「口輪筋トレーニング」

ほうれい線は、口周りの筋力低下によって悪化します。口周りの“口輪筋”を鍛えて対策しましょう。

1. 頬の内側からほうれい線を押すように、舌を使ってこすりあげる。 左右ともに10回程度繰り返す。
2. 舌をジグザクに動かして、再度ほうれい線を内側からこすりあげる。左右ともに10回程度繰り返す。

上記のトレーニングを、1日に数回行いましょう。

ほうれい線を目立たなくする「生活習慣」

「スキンケアやマッサージを頑張ってもあまり効果が出ない…。」
そんなときは、毎日の生活習慣にも目を向けてみましょう。

• コラーゲンを積極的に摂る
• 1日20分程度、軽い運動する
• 禁煙する

といったことがおすすめです。

その①　コラーゲンでハリをアップしよう

肌のハリを保つコラーゲンを意識的に摂取して、弾力を取り戻しましょう。
コラーゲンは、手羽先や牛すじなどの食材に多く含まれています。

反対に、糖分は控え目にしましょう。糖分が多い食材は、肌のハリを支えているコラーゲンやエラスチンを劣化させると言われています。

その②　運動を習慣化しよう

1日に20分程度、少し汗ばむ程度の運動を続けるようにしましょう。
ウォーキングやジョギングなど、気軽にできる運動がおすすめです。

運動は肌のターンオーバーを促進するので、ほうれい線などの肌トラブル改善が期待できます。

その②　禁煙しよう

喫煙は、体を冷やして血行を悪くします。すると、新陳代謝も阻害され、たるみやしわのができやすくなります。ほうれい線をケアしたい場合は、禁煙をしましょう。

深いほうれい線は、美容医療という選択肢も

深く刻まれたほうれい線には、美容皮膚科の治療がおすすめです。
自宅で行うスキンケアの作用は、肌の表面までしか届きません。反対に病院の治療なら、肌の内側にダイレクトにアプローチすることも可能です。

さらに、美容皮膚科で定期的なメンテナンスを行うことで、ほうれい線の目立たない状態を維持できると考えられます。

ほうれい線の主な治療法

1. ヒアルロン酸注射
2. フェイスリフト治療（HIFU）

治療法①　ヒアルロン酸注射

保湿成分の「ヒアルロン酸」を、ほうれい線にダイレクトに注入し、ハリと弾力を取り戻す治療です。治療の効果は、施術後すぐに実感できます。

凹んでいる部分に直接ヒアルロン酸を入れるので、すぐにふっくらとした肌になります。効果は約3ヵ月から6ヵ月ほどです。

治療法②　フェイスリフト治療（HIFU）

肌に超音波を照射する治療法です。肌のコラーゲン生成などを促し、たるみやほうれい線を引き締めます。

１回の効果は、3〜6ヶ月程度です。

※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。

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