「メラニン色素を減らす方法」は？化粧品・食べ物・サプリなど

公開日2022-03-31
更新日2023-03-03

本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。

#PR

「メラニン色素を減らす方法ってあるの？」
「簡単にメラニン色素を、排出させる方法を知りたい…！」
メラニン色素を減らす方法を、皮膚科のお医者さんに聞きました。
正しいケア方法で、くすみのない透明感のある肌を目指しましょう。

監修者

よこはま港南台形成クリニック

本間有貴先生

経歴

札幌医科大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
関東労災病院　形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター　形成外科
横浜市立大学附属病院　形成外科
平成30年10月より小田原銀座クリニックに勤務
令和2年6月よりよこはま港南台形成クリニックに勤務

contents

「メラニン色素を減らす方法」が知りたい！
メラニン色素の沈着を防ぐ「4つのポイント」
美容医療を受ける方法も
治療には、どんな選択肢があるの？

「メラニン色素を減らす方法」が知りたい！

年齢を重ねるうちに、シミやほくろが目立つようになり、悩んでいます…。
「メラニン色素を減らす方法」が知りたいです…！

メラニン色素を減らすためには、肌のターンオーバーの周期を正常に整える必要があります。
また、今以上にメラニン色素を増やさない対策をすることも大切です。

肌のターンオーバーが正常に行われていれば、生成されたメラニンは排出されます。しかし、ターンオーバーの周期が乱れると、メラニンが皮膚内に溜まってしまいます。そうすると、シミなどの色素沈着となって残ってしまうのです。

知ってた？メラニンは肌を守ってくれてる！

シミやほくろの原因となるメラニンは“お肌の敵”というイメージを持っている人が多いかもしれません。
しかし、メラニンには、紫外線などから肌を守るという大切な役割があり、肌トラブルや皮膚がんの発生を防いでくれているのです。

メラニン色素の沈着を防ぐ「4つのポイント」

メラニン色素の沈着を防ぐには、
①紫外線対策を徹底する
②化粧品でケアする
③食べ物やサプリで内側からケアする
④生活習慣を見直す
このような方法があります。

①　日焼け止めを毎日塗る

天気に関わらず、日焼け止めは毎日塗りましょう。
紫外線の刺激によって、メラニンが生成されたり、ターンオーバーの周期が乱れたりしてしまうからです。

肌を触ったり汗をかいたりすることで、日焼け止めが取れてしまうことがあります。3～4時間に1度は塗り直すようにしてください。
また、室内にいるときも日焼け止めを塗るようにしましょう。窓に近いところにいると、紫外線の影響を受けます。

②　美白成分配合の化粧品でケアする

美白成分の配合された化粧品でケアすることも有効です。

その際は、コラーゲンやセラミドなど、高保湿成分と併せて使用するのがおすすめです。美白成分の働きを十分に発揮させることができると考えられています。

▼おすすめの美白成分

ビタミンC誘導体	メラニンの生成を抑制し、還元して淡色化する働きを持つ。
アルブチン	メラニンの生成を抑える。
ハイドロキノン	メラニンの生成を抑える。
トラネキサム酸	メラノサイト※の活性を抑える。
プラセンタ	メラニンの生成を抑える。代謝アップなどの効果も期待できる。

※メラノサイトとは…メラニンを作り出す細胞のこと。刺激を受けるとメラノサイトの働きが活発化して、メラニンが生成される。

こするのはNG！摩擦がメラニン生成を促進します

紫外線同様に、摩擦は肌の刺激とみなされます。シミをカバーするためにファンデーションを何度もつけている方は、ご自身でシミを濃くしている可能性があります。

合わせて読みたい

2000円以下で美白♡プチプラの”超優秀”美容液おすすめ8選。デパコス越えも！？

「肌がくすんで暗く見える…」「シミ・ニキビ跡を消したい…！」そんなお悩みには“美白美容液”を投入してみまし…

・ビタミンC、E、A
・リコピン
・アスタキサンチン
これらの栄養素はメラニンの還元やターンオーバー促進に有効と考えられます。

▼おすすめの栄養素と食品

ビタミンC	レモン、イチゴ、パプリカ、ブロッコリー
ビタミンE	ナッツ類、かぼちゃ、キウイ
ビタミンA	うなぎ、レバー、卵黄、にんじん　等
リコピン	トマト、にんじん、柿
アスタキサンチン	鮭、エビ、カニ

バランスの良い食事を意識しつつ、これらの栄養素をより多く摂るようにしましょう。サプリでの摂取もできますが、あくまで食事の補助として用いるようにしてください。

④　睡眠・運動習慣を見直す

生活習慣が影響してシミが増えることがあります。睡眠・運動等の生活を見直し、今以上にシミが濃くならない・増えないようにしましょう。

十分な睡眠は、ターンオーバーを促進してメラニンを減らす助けとなります。深い眠りができるように、寝室の環境を整えてください。

適度な運動をすることもおすすめです。軽い汗をかくような有酸素運動を毎日続けましょう。ウォーキングやジョギングの場合、20～30分程度行います。

美容医療を受ける方法も

メイクで隠せない濃いシミを綺麗に消したい、セルフケアをしていてもシミが薄くならないなどの場合は、医療機関で相談しましょう。

市販の化粧品よりも成分濃度が高いものを処方してもらえるので、シミのケアに効率的にアプローチできます。また、レーザーなどの美容治療を受けることもできます。

皮膚科を探す

治療には、どんな選択肢があるの？

シミ治療をする場合、
・レーザー治療
・フォトフェイシャル　
・ハイドロキノン（塗り薬）
などの方法があります。

カウンセリングでは、費用や通院期間、ダウンタイムの有無などが説明されて、その方にとって良いものを確認していきます。
事前に、「どのシミを取りたいのか」「ダウンタイムがあっても早く治療したいのか」など、ご自身の要望を明確にしておきましょう。

治療法①　レーザー治療

シミやそばかすなどにレーザーを当てて取り除いていく治療です。
シミを短い通院期間で取りたい方におすすめです。

レーザーでメラニン色素を破壊して、シミを薄くします。ほくろに対しては、CO2レーザーを用いて削り取る治療を行うことが多いです。その後、傷が閉じるまで1〜2週間ほど軟膏を塗る処置が必要となります。

費用目安	シミ１個10,000円〜
副作用	一時的にシミが濃くなり、かさぶたになるが、１週間程度で剥がれ落ちることが多い。