≪コルセットダイエット失敗≫2つの理由│危険性は？下腹が出るって本当？

• 公開日2022-08-26
• 更新日2022-11-18

「コルセットダイエットに失敗した…！」
「コルセットダイエットに向いてる人ってどんな人？」
コルセットダイエットで失敗する原因を、エステティシャンに聞きました。
正しいやり方や危険性はないのかなど、詳しく解説します。

監修者

株式会社Luce/健康検定協会

日本エステティシャン協会認定フェイシャルエステティシャン

徳満友美 先生

経歴

大手エステティックサービスの提供、技術営業指導員を経て、化粧品、健康食品会社にてスタッフ育成、その後美容皮膚科にて運営、企画を行う。
株式会社Luceでは健康、医療情報メディカルアカデミーを担う。

コルセットダイエットで「失敗する原因」

コルセットダイエットに失敗する原因として
・締め付けが苦しくて続かない
・運動・食事習慣を変えていない
などのことが考えられます。

原因①　締め付けが苦しくて続かない

コルセットの締め付けが
・苦しい
・痛い
・動きにくい
などの理由で、続かずに失敗する可能性があります。

コルセットは、少し食事をしただけでも締め付けがきつくなります。
また、日常的な動作の際に、動きにくさを感じることもあります。

原因②　運動・食事習慣を変えていない

コルセットの着用だけで、痩せることは難しいです。
同時に、運動・食事習慣の見直しが必要です。

体型に変化がないと、いつまでもコルセットが苦しいままです。
そのため、苦しさに我慢できず失敗するパターンが考えられます。

コルセットダイエットの「危険性」は？

コルセットダイエットは、湿疹・血行不良などを引き起こす可能性があります。

コルセットをする際は

• 肌着の上から着ける
• 体調と相談しながら締め具合を調節する

といったことを心がけましょう。

コルセットで「逆に下腹が出る」って本当？

ウエストを絞った際、余った脂肪が下腹部へ移動し、下腹が出ることがあります。

コルセットは、着用した際に肉がはみ出しにくいものを選びましょう。
2〜3cmほど肉がつまめる場合は、サイズが合っていない可能性があるため、サイズの見直しをしましょう。

コルセットダイエットに向いている人＆向いていない人

コルセットダイエットが「向いている人」

• 中肉中背の人
• よく食べ過ぎてしまう人
• 体を動かす習慣がある人

コルセットダイエットが「向いていない人」

• コルセットを着用すると肉がはみ出る人
• コルセットを着用しても食べ過ぎてしまう人
• 座っていることが多い人

失敗しない！コルセットダイエットの「やり方」

コルセットダイエットで失敗しないために
・ワンサイズ小さいものを着用する
・1日3〜6時間程度を目安に着用する
・毎日少しずつ背中の紐を締める
この3つを意識しましょう。

やり方①　ワンサイズ小さいものを着用する

普段のサイズより、ワンサイズ小さいものを着用すると良いでしょう。

大きいサイズやジャストサイズだと、引き締め作用をあまり実感できません。

やり方②　1日3〜6時間程度を目安に着用する

1日3～6時間を目安にコルセットを着用しましょう。
ある程度の時間着用しなければ、変化を得るのは難しいです。

また、食欲を落とすことが目的の場合、食事中にも着用しましょう。

やり方③　毎日少しずつ背中の紐を締める

毎日少しずつ背中の紐を締めていきましょう。
よりシェイプアップできる可能性があります。

コルセットの着用を続けると、ウエストが締まり、ゆとりが出てくることが多いです。
ゆとりを感じたら、その分だけ締めるようにしましょう。

「コルセットだけ」はNG！運動・食事習慣も見直そう

コルセットの着用に加えて
・運動
・食事
の見直しを行い、より変化を得られるようにしましょう。

見直し①　運動を取り入れよう

1回30分以上の運動を、最低でも週に2回以上行いましょう。
運動する日数が多い方が、早く変化を感じやすいでしょう。

運動は

• 有酸素運動
• 筋トレ

これらを行うのがおすすめです。

有酸素運動のポイント

有酸素運動は
・ウォーキング
・ジョギング
などを行いましょう。

有酸素運動を行うことで、脂肪燃焼ができると考えられています。

筋トレのポイント

ウエストを絞りたい人は
・腹筋
・腰回し
などを行いましょう。

筋トレを行うことで、基礎代謝の維持・増加ができる可能性があります。

＼腰回しのやり方／

1. 足を腰幅に開き、手を腰に置く
2. 右に10回、フラフープを回すように腰を大きく回す
3. 左も同様に行う

1回転10秒程度かけ、膝も軽く動かすようにしましょう。
1日に2～3セット行うのがおすすめです。

見直し②　たんぱく質・食物繊維を摂取しよう

たんぱく質・食物繊維を積極的に摂取しましょう。

これらの栄養素を摂ることで

• 基礎代謝の維持、増加
• 便秘予防

につながると考えられます。
反対に、脂質や糖質の摂取は控えましょう。
脂質や糖質の過剰摂取は、太る原因になります。

▼積極的に摂取したい食材

▼控えたい食材

効果を実感するまでの期間は？

個人差はありますが、変化を実感するまで最低でも1ヶ月程度は必要です。

ダイエットが進み、体重が減ることでウエストも絞られてくると考えられます。

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