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「生理後に肌荒れがひどくなるのは何故…?」
「肌荒れ対策に効果的なサプリメントを教えて!」
生理後の肌荒れについて、原因や対策を医師に聞きました。
見直すべき生活習慣や、おすすめのサプリメントまでまとめました。
監修者
よこはま港南台形成クリニック
本間有貴 先生
経歴
札幌医科大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
関東労災病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
横浜市立大学附属病院 形成外科
平成30年10月より小田原銀座クリニックに勤務
令和2年6月よりよこはま港南台形成クリニックに勤務
普通、生理の後って肌の調子が良くなると思うのですが、私の場合、生理後の方が肌荒れが悪化するんです…。これは一体なぜでしょうか?
生理後に肌荒れがひどくなる場合、
・ホルモンバランスの乱れ
・鉄分不足
といった原因が考えられます。
2種類の女性ホルモンのバランスが乱れると、生理後に肌荒れがひどくなる可能性があります。
女性ホルモンは、生理周期に伴って分泌量が変化します。不規則な生活の影響でも、バランスが崩れやすくなります。
ホルモンバランスが乱れると
などが起き、肌荒れがひどくなることがあります。
▼女性ホルモンが肌に与える影響
黄体ホルモン | ・皮脂の分泌が増える ・肌にベタつきテカりをもたらす ・毛穴が詰まりやすくなる |
卵胞ホルモン | ・肌の水分量を増やす ・肌の弾力とハリを保つ ・肌にツヤを与える |
生理中から生理後は、経血の排出により鉄分不足になるケースが多いです。そのため、肌荒れがひどくなると考えられます。
鉄分が不足した状態になると、体内への酸素供給がスムーズに行えなくなります。
その結果、肌のターンオーバーが乱れ、肌トラブルを起こしやすくなると考えられます。
生理後の肌荒れ対策に効果的なのは次の3点です。
・栄養バランスのいい食事を摂る
・サプリを飲む
・漢方をとり入れる
詳しく見ていきましょう。
1日3食、栄養バランスのよい食事を摂りましょう。
加えて、大豆イソフラボンが豊富な食品の摂取がおすすめです。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンの1つである卵胞ホルモンと、同じような作用を持っていると考えられます。
そのため、大豆製品を積極的に摂ることで、ホルモンバランスが整い、肌荒れの改善が期待できると考えられます。
▼大豆イソフラボンが豊富な食品や飲料
食品 | 納豆、味噌、きな粉、豆腐 など |
飲料 | 豆乳 など |
・脂質を多く含む食品
また、暴飲暴食や、就寝前の食事などもNGです。ホルモンバランスが崩れやすくなるので、注意しましょう。
食事で不足しがちな栄養素は、サプリで摂取するのがおすすめです。
肌荒れ改善が期待できる栄養素を摂取しましょう。
▼生理前後の肌荒れに効果が期待できる栄養素
ビタミンA | 皮膚や粘膜の健康を維持する |
ビタミンB群 | 健康でハリのある肌をつくる |
ビタミンC | ターンオーバーを促進させる |
鉄分 | 体内へ酸素を運搬する |
ヨクイニン | 体内の水分バランスを整える |
大豆イソフラボン | 女性ホルモンを整える |
肌荒れ改善のために、漢方薬を取り入れるのも良いでしょう。
漢方はドラッグストアで購入することができます。肌悩みや症状に合った漢方を選んでください。
十味敗毒湯 (じゅうみはいどくとう) |
皮膚の腫れや赤み、痒みを改善する働きがある |
荊芥連翹湯 (けいがいれんぎょうとう) |
慢性的な炎症、腫れを緩和する |
柴苓湯 (さいれいとう) |
体の免疫反応を調整する、炎症を和らげる、水分循環を調整しむくみをとる |
清上防風湯 (せいじょうぼうふうとう) |
顔の炎症を改善する働きがある |
ホルモンバランスは、ちょっとした工夫の積み重ねで整えることができます。
①睡眠
②運動
③入浴
上記の3つがキーになります。
さっそく、生活環境を見直しましょう。
睡眠不足は、ホルモンバランスが乱れる原因になります。
1日6~7時間ほどの、睡眠時間を確保できるようにしましょう。
質の良い睡眠を取るために
などのことを意識すると良いでしょう。
適度な運動をすることで、ホルモンバランスが整いやすくなると考えられます。
1日30分ほどの有酸素運動がおすすめです。
負荷の強すぎる運動は、ホルモンバランスを乱す原因になることがあります。
軽く汗ばむ程度の運動が良いでしょう。
などがおすすめです。
入浴で体を温めると、自律神経が整い、ホルモンバランスの乱れの改善に役立ちます。
入浴は心身の緊張をほぐし、質のいい睡眠を得る効果があると考えられます。
就寝1~2時間前を目安に、38~40℃程度のぬるめのお湯につかりましょう
42℃以上のお湯は、心身を興奮状態にするため逆効果です。注意してください。
肌荒れが続く場合は、医療機関の受診がおすすめです。
セルフケアよりも、早い改善が期待できます。
医療機関では、症状に合った治療や薬の処方を受けることができます。
症状に合った診療科目のある医療機関を受診すると良いでしょう。
皮膚科 | 婦人科 |
・肌荒れが改善しない ・痛みや痒みがある ・ニキビの悪化が見られる |
・月経不順の症状がある ・不正出血や下腹部痛がある |
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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