お風呂上がり パック 順番

「お風呂上がり」のパックの順番は?パックだけのスキンケアはNG?

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「お風呂上りはどの順番でパックすればいい?」
「ドライヤーとパック、どっちが先?」
パックをする順番について、美容専門家に聞きました。
パックだけのスキンケアはOKなのか等も解説します。

監修者

徳満友美

株式会社Luce/健康検定協会

日本エステティシャン協会認定フェイシャルエステティシャン

徳満友美 先生

経歴

大手エステティックサービスの提供、技術営業指導員を経て、化粧品、健康食品会社にてスタッフ育成、その後美容皮膚科にて運営、企画を行う。
株式会社Luceでは健康、医療情報メディカルアカデミーを担う。

お風呂上がりは「パック」と「ドライヤー」どっちが先?

ドライヤー パック

美容専門家(女性)

お風呂上りはドライヤーよりも、先にパックをつけることをおすすめします。

美しい髪を目指すのであれば、早くドライヤーを使って髪を乾かす必要がありますが、髪を乾かすのには時間がかかるので先にパックを乗せてから髪を乾かすと良いでしょう。

そのため基本的には、

  1. お風呂から上がる
  2. パックをつける(スキンケアをする)
  3. ドライヤーをする(ヘアケアをする)

という順番がおすすめです。
スキンケア中の髪の乾燥が気になる場合は、濡れた髪を覆うようにタオルを巻き付け、できる限り水分が蒸発しないようにすると良いでしょう。

髪も肌もお風呂上り後にケアをしなければ、乾燥し、さまざまなトラブルの原因となります。
入浴後は、スキンケアもヘアケアも素早く行いましょう。

お風呂上がり後のパックの「順番」

パック スキンケア

美容専門家(女性)

お風呂から上がったら、
化粧水→パック→美容液→乳液
の順番で保湿しましょう。

水分量が多いものからつけることで、肌に水分を補給させます。
その後、油分があるものを順番につけていき、水分と油分のバランスを整えましょう。

パックによっては、スキンケアの順番を変えた方が良いものあります。
製品に記載の使用方法を確認してからパックすると良いでしょう。

▼順番が特殊なパックの例

パックの特徴 使う順番
・高保湿タイプ
・クリーム配合タイプ
美容液の後
※「洗顔→化粧水→美容液→パック→乳液」の順
主成分が化粧水のさっぱりタイプ 洗顔の後
※「洗顔→パック→美容液→乳液」の順

パックの「使用時間」と「頻度」は?

パックの「使用時間」

美容専門家(女性)

1回5~15分程度を目安にパックしましょう。

30分以上など長い時間パックをすると、パックが乾いてしまい肌の乾燥を招きます。
パックが十分に潤っている程度の時間で、使用をやめましょう。

パックの「使用頻度」

美容専門家(女性)

デイリーケア用の保湿パックは、毎日使用できるため、乾燥が気になる場合は毎日パックを使用して肌に潤いを補給させましょう。

しかし、毎日の使用をおすすめしないパックもあります。

  • 潤い成分が多いスペシャルケア用のパック
  • 油分が多いタイプのパック
  • ピーリング作用がある洗い流すタイプのパック

これらは、週1~2回までの使用に抑えましょう。

▼毎日の使用をおすすめしない理由

潤い成分が多いパック 毎日使用すると皮膚がふやける時間が多くなり、バリア機能が低下し、乾燥を起こしやすくなるため。(特に乾燥肌・敏感肌の人)
油分が多いパック 油分が過剰になり、ニキビの原因になるため。
ピーリング作用があるパック 必要な角質まで取り除き、肌のバリア機能が低下する可能性があるため。

また、ニキビがある場合は、パックの使用はおすすめできません。
パックによって過剰に油分が補給され、ニキビの悪化につながる恐れがあります。
サリチル酸やビタミンC誘導体など、ニキビケアに向いている成分が配合されているニキビケア用のパックやさっぱりタイプのパックであれば、使用できます。

お風呂上がりに「パックだけのスキンケア」はNG?

お風呂上りに「パックだけ」でスキンケアを済ませるのはダメでしょうか?

女性(困り顔)
美容専門家(女性)

パックだけでスキンケアを済ませるのは、基本的にはおすすめしません

パックの種類にもよりますが、パックだけでスキンケアを済ませるとせっかく肌に補給した水分が逃げてしまう可能性があります。
そのため、パックの後には乳液やクリームを使って、肌を保護してあげましょう。

「お風呂に入りながら」のパックはダメ?

お風呂に入りながらのパックは、ダメでしょうか?良いでしょうか?

女性(困り顔)
美容専門家(女性)

お風呂に入りながらパックするのは、ダメだと言えるでしょう。

お風呂に入りながらパックをすると、

  • 美容成分が角質層まで浸透しない
  • 汗や皮脂が肌に付着し、肌荒れする

などのデメリットが生じる可能性があります。
パックは、汗や皮脂を流した後にタオルで顔の水分を拭き取ってから使用しましょう。

お風呂上がりにパックをする「メリット」

美容専門家(女性)

お風呂上りにパックをするメリットとして、
・美容成分が角質層まで浸透しやすい
・肌のバリア機能をサポートする
などのうれしい作用が挙げられます。

メリット① 美容成分が角質層まで浸透しやすい

スキンケア

美容専門家(女性)

入浴することで肌が水分を含み、柔らかくなります。
そのため、肌が美容成分を吸収しやすくなり、より柔らかい肌を目指せるでしょう。

反対に、乾燥してターンオーバーが乱れた肌は、美容成分が吸収されづらいです。
ひどい乾燥肌の方は、入浴・スキンケアを毎日丁寧に行い、肌の調子を整えましょう。

メリット② 肌のバリア機能をサポートする

肌のバリア機能図

美容専門家(女性)

お風呂上りに保湿作用の高いパックをすると、角質層まで水分や油分がたっぷり浸透するので、肌のバリア機能がサポートされると考えられます。

肌のバリア機能が上がると、乾燥や刺激に強い肌になります。

パックを使ってヒリヒリするのは「効いてる」証拠?

パックを使ってヒリヒリするのは、肌に合っていないサインです。
つけてひりつきを感じたら、すぐにパックを取り除きましょう。
肌に赤みが出ている場合は、軽くすすぎ流してください。
パックを外した後は、ひりつきを感じにくい油分が多めの化粧品でケアしましょう。

通常のスキンケアでもしみる場合は、ひどい乾燥や炎症が起きている可能性があります。
早めに皮膚科へ相談することをおすすめします。

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