【梅流し失敗】便意がこないのはなぜ？│美味しいレシピや向いてる人の特徴

公開日2022-10-11
更新日2023-03-27

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「梅流しをやっても失敗ばかり…」
「便意がこないのはなんで？」
梅流しを失敗してしまう原因を、管理栄養士さんに聞きました。
美味しくて簡単なレシピや注意点なども解説します。

監修者

望月理恵子先生

経歴

管理栄養士

1999年　東京家政学院短期大学　生活科学科　食物栄養学科　卒業　準学士
1999年　調剤薬局にて栄養カウンセリング
2001年　管理栄養士　取得
2005年　健康食品・化粧品の会社にて学術担当
2012年　株式会社 Luce 代表取締役

contents

なぜ？梅流しをしたけど便意がこない「原因」
梅流しが「向いている人・向いてない人」
【管理栄養士直伝】梅流しの「基本のレシピ」
Q＆Aで解説！もう失敗しない梅流しの「やり方」
成功させるための梅流しの「ポイント」
梅流しの変化が出るのはいつ？

なぜ？梅流しをしたけど便意がこない「原因」

話題のダイエット方法「梅流し」をやってみたのですが、便意がこず、失敗してしまいました…（泣）これってどうしてでしょう？

梅流しをやっても、失敗してしまう原因として、
・実施方法が間違っていた
・元々頑固な便秘だった
ということが影響していると考えられます。

原因①　実施方法が間違っていた

正しい実施方法ではないと、便意がこずに失敗してしまうことが多いです。

▼よくある失敗例

失敗例	失敗の原因
食べる量が多い	消化不良につながり、排便へ繋がりにくい
・食べる量が少ない・味に飽きて中断した	食べる量が少ないと、排便へ繋がりにくい
はちみつ梅などを使用していた	酸味が少ない梅はクエン酸の量が少なく、便秘解消への働きかけが減る
煮汁を飲んでいない	便秘解消に必要な水分や水溶性食物繊維が十分に摂れず、便秘解消への働きかけが減る
空腹状態で食べていなかった	胃腸が空ではないと、便秘解消作用が働きづらい

原因②　元々頑固な便秘だった

常に残便感があるなど元々頑固な便秘の人の場合、梅流しだけではすっきり排便できたと実感しにくい可能性があります。

▼頑固な便秘になりやすい人の特徴

食物繊維摂取量が少ない
水分摂取量が少ない
発酵食品を食べていない
運動習慣がない

そもそも「梅流し」ってなに？

梅流しとは、そもそもファスティング（断食）後に行う食事法です。
ファスティング後に梅流しを食べることで、
・大根に含まれる水分や食物繊維
・梅干しに含まれるクエン酸
などが働き、スムーズな排便を促す狙いがあります。
その結果、便秘による体重増加を防ぐ・腸内環境の改善による肌荒れ軽減・むくみ解消・お腹のハリ解消などのメリットが得られる可能性があります。