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「毛穴パックで後悔する人が多いのはなんで？」
「本当はダメじゃない？よくないって噂は嘘？」
毛穴パックについて、美容専門家に聞きました。
メリット＆デメリットや正しい毛穴ケアの方法なども解説します。
監修者
株式会社Luce/健康検定協会
日本エステティシャン協会認定フェイシャルエステティシャン
徳満友美 先生
経歴
大手エステティックサービスの提供、技術営業指導員を経て、化粧品、健康食品会社にてスタッフ育成、その後美容皮膚科にて運営、企画を行う。
株式会社Luceでは健康、医療情報メディカルアカデミーを担う。
contents
「毛穴パック」と調べたら「後悔」というワードが出てきました…！毛穴パックを使って後悔する人が多いのはなぜでしょうか？
毛穴パックを使用することで、毛穴が悪目立ちする可能性があります。
そのため、後悔する人が多いのでしょう。
次の項目で、毛穴パックのデメリットをご紹介します。
後悔するかどうかは個人差があるので、デメリットを見た上で使用するか判断しましょう。
毛穴パックのデメリットとして、
・毛穴の開きが悪化する
・必要な皮脂まで除去される
・毛穴の奥にある角栓は取れにくい
といったことが挙げられます。
毛穴パックは、毛穴周りの皮膚や角質を巻き込んで角栓を剥がすものです。
そのため、毛穴に強い刺激を与え、毛穴の開きが悪化し、肌や毛穴のたるみを起こす可能性があります。
毛穴は非常に敏感です。
刺激を受けると、そのまま広がって、目立ってしまいます。
毛穴パックを使用すると、角栓と一緒に、表面で肌を守っている必要な皮脂も引き剥がされてしまいます。
必要な皮脂がなくなると、
といったことが起き、肌が油っぽくなってしまいます。
この状態の肌は角栓ができやすく、毛穴が目立つ原因になります。
毛穴の奥にある角栓は、毛穴パックでは取れにくいです。
そのため、毛穴パックをしても汚れが残る可能性があります。
毛穴が開いている状態だと角栓が取れやすいですが、
という場合は、毛穴パックで角栓を取ることが難しいです。
その結果何回も毛穴パックをしてしまい、刺激だけを強く受け、毛穴が悪目立ちすることがあります。
毛穴パックによって、洗顔では落としきれない汚れを落とせる可能性があります。
このメリットによって、過剰な皮脂・毛穴詰まりが解消されるでしょう。
しかし、これらは一時的な作用であると考えられます。
最終的には、毛穴の悪化・乾燥・皮脂過剰などのデメリットが生じてしまうでしょう。
結局毛穴パックの使用って、ダメじゃないのでしょうか？ダメなのでしょうか？
美容専門家からの目線で言えば、引き剥がすタイプの毛穴パックはおすすめできません。
肌への負担がとても大きく、デメリットが多いからです。
肌荒れのない人・肌が強い人が、スペシャルケアとして月1回ほど使うのであれば問題ないでしょう。
しかし、日常使いはおすすめしません。
| 使ってもOKな人 | 使うのがNGな人 |
| ・肌が丈夫 ・皮脂分泌が多い |
・ 敏感肌 ・ 乾燥肌 ・ ニキビ肌 |
毛穴パックを使い続けるとどうなる？
引き剥がすタイプの毛穴パックは、毛穴への刺激が強いです。
そのため、使用し続けると、
・肌がたるむ
・毛穴の開きが悪化する
・肌の凹凸が大きくなる
といったことが起こる可能性があります。
いちご肌・みかん肌と言われる肌になりやすいので、継続しての使用はおすすめしません。
毛穴の角栓は優しくケアすることで、溜めない・作らなくできるでしょう。
毎日丁寧に優しいケアを行ってください♪
毛穴を正しくケアするために、
という手順でスキンケアを行いましょう。
40〜42度程度のお湯にタオルを浸して、しっかり絞り、ホットタオルを作ります。
ホットタオルを顔全体に1〜3分程度置いて、毛穴を開かせましょう。
肌は、水分を含み温まると、柔らかくなり毛穴が開きます。
毛穴が開くと、毛穴の中の汚れや皮脂が浮き上がり、取れやすくなります。
フェイススチーマーを5〜10分程度当てるのもおすすめです。
38度程度のぬるま湯で顔を濡らします。
その後、泡立てた洗顔料で肌を優しく押すように洗い、ぬるま湯で洗い流しましょう。
摩擦は、肌の負担になるので、
ということを意識して洗顔しましょう。
高温のお湯（42度以上）は、必要な皮脂まで流すのでぬるま湯を使ってください。
週1回「洗い流すタイプのパック」の使用も◎
洗い流すタイプのパックは、優しく角栓をケアしてくれます。
過度な使用は乾燥を招くので、週1回程度の使用がおすすめです。
皮脂汚れなどが取り除かれた「洗顔後」に使用しましょう。
製品によって異なりますが、3～5分程度置いて洗い流すものが多いです。
特に皮脂分泌が多い、脂性肌・混合肌の人におすすめです。
化粧水で水分を補給してから、乳液を重ねます。
・乾燥が気になる部分は、化粧水を2度付け
・皮脂分泌が多い部分は、乳液を軽めに
というように調整して、水分と油分を補給させましょう。
肌に合う洗顔・スキンケアを行うと、乾燥やテカリが起きにくくなります。
自分の肌に合った刺激の少ないケアを丁寧に毎日続けましょう。
スキンケアアイテムは、保湿力のある成分や皮脂をコントロールする成分などが配合されたものがおすすめです。
▼おすすめの成分一覧
| 成分名 | 特徴 |
| セラミド | 肌の水分を守る |
| コラーゲン | 肌に潤いを与え、水分を保つ |
| ビタミンC誘導体 | ・皮脂分泌のバランスを整える ・メラニン色素の生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ |
| ナイアシンアミド | ・肌に潤いを与え、ハリを与える ・メラニン色素の生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ |
| レチノール | ・肌のターンオーバーを促す ・皮脂分泌のバランスを整える |
| プラセンタ | 肌の水分を保ち、ハリを与える |
正しいスキンケアを最低でも1ヶ月は続けましょう。
徐々に肌が柔らかくなる・キメが整うといった変化が見られるでしょう。
遅くても、2～3ヶ月で良い変化を感じると考えられます。
毎日地道に毛穴のケアを行って、つるん肌を目指しましょう。
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