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「毎日シャンプーをしてるに頭皮が臭い…!」
「頭皮の臭いをどうにかしたい…!」
何をしても改善しない“頭皮の臭い”には、意外な原因がひそんでいるかも…。
頑固な頭皮の臭いはどう対処すればいいのか、皮膚科医が詳しく解説します。
監修者
JUN CLINIC横浜
長谷川 佳子 先生
経歴
北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
横浜栄共済病院 形成外科
2014年 KO CLINICに勤務
2021年 ルサンククリニック銀座院 院長
を経て2024年JUN CLINIC横浜 就任
きちんと洗っているのに頭皮が臭いです…。朝晩2回頭を洗うようにしたり、シャンプーを変えたりしてもだめです。一体なぜでしょうか?
しっかりケアしても頭皮のにおいが気になる場合、ご自身の「頭皮の状態」と「ケア方法」が合っていない可能性があります。
また、意外な原因が隠れているケースもあります。
「頭皮が臭い」主な原因としては
などが考えられます。
それぞれについて詳しく解説していきます。
ゴシゴシと洗いすぎると、かえって頭が臭くなることがあります。
特に、シャンプーの使用量が多い方や、シャンプーを十分に泡立てていない方、頭皮をゴシゴシ洗っている方は、洗いすぎの疑いがあります。
洗いすぎて頭皮の潤い成分まで洗い流してしまうと、雑菌が繁殖しやすい環境になって、頭皮の臭いが発生してしまうことがあります。
乾燥している頭皮をさらに乾燥させるような“脱脂力が強い”タイプのシャンプーを使用していると、乾燥が悪化して頭皮が臭くなりやすいです。
特に、かゆみやフケが出やすい人は、乾燥が悪化していることが考えられます。
ストレスが多いと、皮脂が酸化しやすいです。頭皮の皮脂が酸化すると臭いが気になるようになります。
男性は、加齢によって皮脂の分泌が多くなりがちです。
この皮脂に余分な汗・汚れなどがつくと、異臭を放ちやすくなります。
※シャンプーのときは、38〜40度程度のシャワーを使用しましょう。シャワーの温度が熱すぎると、必要な皮脂も洗い流してしまいます。
まず、お湯のシャワーでしっかりと頭皮周辺の汚れを流して、毛穴を開かせましょう。
毛穴に詰まった皮脂・細菌や、頭皮近くの汚れが臭いの原因になります。
予洗いケアをシャンプー前に行うことで効率よく洗髪できます。
シャンプーは、手でしっかり泡立てましょう。
しっかり泡立てたシャンプーの方が、洗浄力があり汚れが落ちやすいです。
直接シャンプーを髪に乗せることはやめましょう。
シャンプーを泡立てずに使うと「頭皮を傷つける」「汚れが落ちない」「シャンプーが残りやすくなる」など、デメリットが多いです。
シャンプーをすすぎ残してしまうと、細菌を増殖させます。
洗い残しがないようにシャワーを当てましょう。
シャンプーは、基本1日1回
頭皮が臭いからといって1日に何度も洗うのは逆効果です。
頭皮の乾燥を促進し、余計に細菌増殖を促してしまいます。
たくさん汗をかく季節や運動した後なら、1日2回のシャンプーもOKです。
シャンプーできないときに、どうしても頭皮の臭い・ベタつきが気になるときは、ドライシャンプーやヘアスプレーを使ってケアするのがよいでしょう。
頭皮の状態 | おすすめシャンプー |
---|---|
乾燥している (フケ・かゆみがある) |
・スカルプシャンプー ・しっとりタイプのシャンプー |
ベタついている | ・さっぱりタイプのシャンプー |
頭皮の状態に合わせてシャンプーを選べば、必要に応じて潤いを残せるように調節できます。
実は、頭皮の臭い予防には食事や生活習慣も関わってきます。
・油っこい食事を控える
・運動で汗をかく
の2点を心がけるとよいでしょう。
揚げ物・スナック菓子・ファストフードなどの食べ過ぎは、頭皮の臭いのモトです。
油分の摂取が多いと、分泌される皮脂も増えます。
皮脂が増えすぎると、頭の臭いのモトになります。
特に、繰り返し同じ油を使用した料理は、体にもよくないので避けるようにしましょう。
*油は再利用する場合は2度くらいを目処に破棄しましょう。
代謝を上げることも、頭皮の臭い予防におすすめです。
・ウォーキング・ジョギングなど“軽く汗ばむ運動”を毎日行う
・ホットヨガなど“大量に汗をかく”運動を週に1~2回行う
などの習慣を取り入れてみましょう。
頭皮も皮膚の一部です。
代謝が良くなって新しい細胞が生まれれば、毛穴の皮脂詰まり・古い細胞のこびりつきによる角栓などの“臭いのモト”を取り除きやすくなります。
ご紹介したケアを行なっても臭いが改善しない場合は、脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などの疑いがあります。
病気名 | 症状の特徴 |
---|---|
脂漏性皮膚炎 | ・頭皮のかゆみ ・皮脂分泌が増えて髪が固まる ・頭皮の炎症 など |
アトピー性皮膚炎 |
・頭皮の強いかゆみ *頭皮以外にも腕の内側、膝の裏、首などの柔らかい部分に発症しやすい。 |
病気を疑う場合は、皮膚科で相談しましょう。
使用したい市販薬がある場合は、なるべく薬局の薬剤師に相談してからにするのがよいでしょう。
という場合は、すぐに使用をやめて医療機関に相談しましょう。
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