【医療脱毛の痛さを例えると？】耐えられない・泣くほど痛いって本当？

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「医療脱毛の痛さはどれぐらい？」
「耐えられないほど痛いって本当？」
医療脱毛の痛みを、皮膚科の担当医が解説します。
痛みが心配な方のためのチェックポイントも聞きました。

監修者

よこはま港南台形成クリニック

経歴

札幌医科大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
関東労災病院　形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター　形成外科
横浜市立大学附属病院　形成外科
平成30年10月より小田原銀座クリニックに勤務
令和2年6月よりよこはま港南台形成クリニックに勤務

contents

医療脱毛の痛さ、例えるとどんな感じ？

医療脱毛による痛みの感じ方には、個人差があります。
「あんまり痛くない」と感じる方もいれば、「とても痛い」と感じる方もいます。

具体的には、

などと言われることが多いです。

脱毛で使用するレーザーの熱が、毛の周辺組織に伝わるので、痛みが生じます。

レーザーはメラニン色素（黒色）に反応するため、太く濃い毛が密集しているとより熱や痛みを感じやすくなると言われています。

医療脱毛は、医療用のレーザーを使用して、毛根を破壊する脱毛方法です。
そのため、永久的な脱毛作用が期待できます。

▼医療脱毛の費用目安・副作用など

※医療脱毛は、保険適用外の自由診療です。
　そのため医療機関、機種によって回数や金額が異なることがあります。
※脱毛の完了期間は、個人の満足度で差があります。

痛みの感じ方には個人差があるので一概には言えません。
また、レーザーをあてる部位によって、痛みの感じ方が異なります。

・脇
・VIO
・顔
などの部位は、痛みを感じやすいでしょう。

太めの毛が密集し、皮膚が薄い部位は、痛みを感じやすいです。
ただ、脱毛回数を重ねて毛量が減ると、痛みが少なくなることが多いです。

医療脱毛で強い痛みを感じやすいのは、
・痛みに敏感な人
・日焼けをしている人
・肌が乾燥している人
・生理中や体調不良などで皮膚が敏感になっている人
などです。

恐怖心が強いと、余計に痛みを感じることがあります。

痛みが心配な場合は、
・麻酔の有無
・レーザーの種類
・痛み軽減の方法
をチェックしましょう。

痛みや熱感を、軽減できる可能性があります。

医療脱毛では、
・笑気麻酔
・表面麻酔のクリーム
・麻酔テープ
などを使用できる医療機関があります。

麻酔の使用は医療機関によりますが、別料金のところが多いです。
使用できる麻酔の種類や価格など、事前に確認しておきましょう。

機器の種類によって、痛みに差があると考えられます。

医療機関によって使用機器が異なるので、施術前に確認すると良いでしょう。

▼機器の特徴

アレキサンドライト	痛みが強め ⇒レーザーの波長が短く、メラニン色素に反応しやすいので、痛みを感じやすい
ヤグレーザー	痛みが強め ⇒レーザーの波長が長く、熱が肌の奥に届くため痛みを感じやすい
ダイオードレーザー	痛みが弱め ⇒レーザーの波長は、アレキサンドライトとヤグレーザーの中間 ⇒メラニン色素への反応と、レーザーが肌に届く深さのバランスがいいので、痛みが少ないとされている