栄養士に聞く！脂肪燃焼スープで痩せない2つの原因｜痩せる仕組みや食べる量。リバウンドしない方法も

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「脂肪燃焼スープを食べているのに痩せない…」
「体重が減らない原因は？」
脂肪燃焼スープを食べているのに痩せない原因を、栄養士さんに聞きました。
リバウンドしにくい食べ方もご紹介します。

監修者

株式会社Luce・健康検定協会　所属

栄養士・食育栄養インストラクター

経歴

CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。

contents

脂肪燃焼スープで痩せない「2つの原因」

脂肪燃焼スープを食べているのに痩せない原因として、
・たんぱく質が不足している
・糖質、脂質が多いものを食べている
ことが影響していると考えられます。

たんぱく質が不足すると
・筋肉量が減少する
・基礎代謝量が下がる
可能性があるので、痩せにくくなります。

脂肪燃焼スープの主な食材は野菜なので、スープばかり食べているとたんぱく質が不足しやすいです。

脂肪燃焼スープの他に、
・糖質
・脂質
が多いものを食べると、カロリーの摂りすぎで太ってしまいます。

▼糖質、脂質が多い食品一覧

糖質	パン、うどん、白米、さつまいも、カボチャなど
脂質	揚げ物、菓子パン、お菓子、インスタント食品など

普段の食事よりも摂取エネルギー量が減るため、痩せる可能性があります。

ただし、脂肪燃焼スープのみを食べ続けるのはやめましょう。
たんぱく質が不足し、痩せにくくなります。

燃焼スープだけを食べるのではなく、主菜や副菜を一緒に食べましょう。

1回の食事で、

食べるのがおすすめです。

▼栄養士おすすめの主菜と副菜

主菜	・焼き魚・魚のホイル焼き・生姜焼きなど
副菜	・ほうれん草のおひたし・きのこのホイル焼き・海藻サラダなど

ダイエット中でも、肉・魚・卵などの動物性食品は食べましょう。
動物性食品を制限しすぎると、鉄分不足により貧血を起こすリスクがあります。

脂肪燃焼スープを適切な方法で食べ続けると、30日間で体重の変化を実感できるでしょう。

1kg減量するために、7,200kcalを消費する必要があります。
料理の1品として脂肪燃焼スープを取り入れ、1日の摂取エネルギー量を240kcal減らせれば、30日間で変化を実感できるでしょう。

リバウンドしないために
・脂肪燃焼スープだけの食事をしない
・運動を取り入れる
ということを心がけましょう。

スープを食べつつ、1日3食、主食・主菜・副菜の揃ったバランスの良い食事を摂りましょう。

・有酸素運動
・筋力トレーニング
の両方を行いましょう。

週2回、20分程度の運動がおすすめです。

▼おすすめの運動例

有酸素運動	・ウォーキング・ランニング・エアロビクス・サイクリングなど
筋力トレーニング	・スクワット・ダンベル運動など