「夜の炭水化物を抜きにするデメリット」は？痩せにくくなるって本当？

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「夜に炭水化物を抜くと、なにかデメリットってある？」
「健康的に痩せたい！夕食のポイントを教えて！」
夜に炭水化物を抜くとどうなるのか、栄養士さんに聞きました。
痩せたい人におすすめの夕食の摂り方なども解説します。

監修者

株式会社Luce・健康検定協会　所属

栄養士・食育栄養インストラクター

経歴

CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。

contents

夜の炭水化物を抜きにするデメリット

夜に炭水化物を抜くデメリットは、3つ考えられます。
・代謝が落ちて、痩せにくくなる可能性がある
・不調が起きる可能性がある
・リバウンドする可能性がある
などの点です。

新陳代謝には、糖質やたんぱく質などが必要です。
そのため、炭水化物を摂取しないと、代謝が低下して、痩せにくくなる可能性があります。

特に、睡眠時は、新陳代謝が活発に行われる時間です。
十分なエネルギー源が揃わないと、新陳代謝が活発に行われず、痩せにくくなると考えられます。

夕食で炭水化物を抜くと、心身に不調が起こる可能性があります。
これは、血糖値が下がることが原因だと考えられます。

具体的には

などの症状が引き起こされる可能性があります。

炭水化物抜きダイエットは、リバウンドをしやすいというデメリットもあります。

夕食で炭水化物を抜くと、体重は減りやすいですが、元の食生活に戻り、炭水化物の摂取が多くなると、リバウンドする可能性があります。

結局、「夕食だけご飯抜きダイエット」はやらない方がいいんでしょうか？

完全に夕食のご飯を抜くのは、おすすめしません。

なぜなら

という理由です。

ただ、炭水化物の摂りすぎは、太る原因になります。
夕食では、「適度に」ご飯を食べるようにしましょう。
例えば、通常ご飯1膳200gを夕食に食べている場合、ダイエット時には150gに減らすことをおすすめします。

健康的に痩せるためには、以下の3つのポイントが大切です。
・主菜・副菜を中心に摂るようにする
・夜遅い食事は控える
・ご飯は冷やして食べる
などのことを実践するようにしましょう！

ダイエット中は、主菜と副菜を意識して摂りましょう。
食べる時は、副菜→主菜→主食の順番がおすすめです。

▼主菜と副菜におすすめの食品と働き

	主菜	副菜
食品	・肉類・魚類など（たんぱく質が豊富な食品）	・野菜・きのこ・海藻など（食物繊維が豊富な食品）
働き	・筋肉量の維持をサポート・痩せやすい体へと導く	・脂肪をつきにくくする・便秘を解消する・代謝の良い体づくりをサポート