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「急に髪がべたつくようになった…」
「べたつかないためのシャンプー方法を教えて!」
髪のべたつきについて、美容師さんに聞きました。
べたつきを予防するための方法やNGポイントなどを解説します。
contents
急に髪のべたつきが気になるという場合、
・皮脂汚れ
・シャンプーやトリートメントが残っている
ということが原因として考えられます。
・頭皮の皮脂汚れが十分に洗浄できていない
・皮脂分泌が過剰になった
という場合、皮脂汚れによって髪のべたつきが気になるようになります。
皮脂は、排出されてから空気に触れたり、紫外線を浴びたりすることで酸化して、べたつきを帯びてきます。
▼皮脂汚れによって髪がべたつく原因
原因 | |
十分に洗浄できていない | ・頭皮や髪の洗浄不足 ・シャンプーの方法が間違っている ・自分に合うシャンプーを使用していない |
皮脂分泌が過剰になった | ・頭皮や髪を洗い過ぎている ・油っぽい物や糖質が多い物を食べ過ぎている ・アルコールや刺激物などを摂り過ぎている ・ストレスや疲労が溜まっている ・睡眠不足 |
シャンプーやコンディショナーには、保湿成分が多く配合されています。
すすぎ残しがあると、べたつきの原因になります。
頭皮から油が出るのはなぜ?
頭皮の油は、刺激から守るために出ています。
また、適量の皮脂は髪をコーティングして、パサつきから守る働きもあります。
つまり、健やかな頭髪環境をキープするには、適度な皮脂が欠かせないということです。
しかし、皮脂が過剰分泌されて、毛穴に詰まると、
・抜け毛
・薄毛
などを引き起こす恐れが考えられます。
髪のべたつきを予防するためには、
1. ブラッシングする
2. ぬるま湯で頭皮と髪をすすぐ
3. シャンプーで丁寧に洗う
4. トリートメントは頭皮につけない
5. ドライヤーで乾かす
というポイントを押さえて、シャンプーからトリートメントまでしましょう。
毛先の絡まりや、塵や埃を取り除くために、洗髪前に髪をブラッシングします。
頭皮に適度な刺激を与えるパドルブラシなどがおすすめです。
毛先をブラッシングしたら、頭皮に近い部分もブラッシングするのがおすすめ◎
頭がポカポカするまで、優しい力加減で行いましょう。
血流が良くなり、健やかな頭髪環境を目指せます。
髪の毛にシャンプーを乗せる前に、丁寧にすすぎ洗いします。
38~40度程度のぬるま湯で、頭皮・髪の毛を濡らしましょう。
すすぎ洗いすることで、
というメリットが得られるでしょう。
42度以上などの熱過ぎるお湯は、必要な皮脂まで洗い流してしまうのでNGです!
乾燥が進むことで、皮脂分泌が過剰になり、余計にべたついてしまいます。
手のひらで軽くシャンプーを泡立てて、髪の上に広げていきましょう。
指の腹でマッサージするように揉み洗いしたら、泡残りがないように丁寧にすすぎましょう。
シャンプーは、泡立たないと洗浄力が発揮できません。
爪などで頭皮をこすると傷つくので、指の腹で優しく洗いましょう。
▼美容師おすすめ!シャンプーの適量
ショートヘア | 1プッシュ程度 |
肩につくくらいのミディアムヘア | 2プッシュ程度 |
胸上ほどのロングヘア | 2.5プッシュ程度 |
胸下ほどのロングヘア | 3プッシュ程度 |
※メーカーによって推奨の使用量は異なります。
髪のベタつきがきになる人は、
・ノンシリコン
・アミノ酸系成分配合(グルタミン酸・アラニン・グリシンなど)
のシャンプーを選びましょう。
シリコンは、頭皮に残りやすく、べたつきの原因となります。
髪のべたつきを防ぐには、ノンシリコンシャンプーを選びましょう。
アミノ酸系成分は、頭皮の皮脂を適度に洗浄するのに適しているのでおすすめです。
トリートメントは、頭皮から10cm離した場所から毛先を中心につけていきます。
その後、ぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。
トリートメント・コンディショナーは、シリコン入りの製品が多いです。
頭皮につけるとシリコンが残って、べたつきやすくなるので注意しましょう。
軽くブラッシングした後に、ドライヤーで根元から乾かしましょう。
一部分に集中して風を当てると乾燥するので、移動させながら乾かしてください。
はじめは、強めに風を当てて一気に水分を飛ばします。
ある程度水分が飛んだら、弱めの風にして全体を乾かしましょう。
髪のべたつきが気になる場合は、
・ドライシャンプーを使う
・パウダーをはたく
・湯で濡らしたタオルで拭き取る
という方法で応急処置を行うと良いでしょう。
べたつきが気になる箇所にドライシャンプーをつけて、タオルで軽く拭き取りましょう。
ドライシャンプーは、水なしで過剰な皮脂を取り除いてくれる便利なアイテムです。
持ち運びしやすい小さいサイズの商品もあるので、ポーチに1つ入れておくと良いでしょう。
ベビーパウダーを大きめのブラシに取って、べたつきが気になる箇所に軽くはたきましょう。
ベビーパウダーには、油分を吸収する働きがあります。
つけ過ぎると、粉っぽくなるので少量つける程度にしましょう。
熱めのお湯(40度程度)で濡らしたタオルを絞り、頭皮を拭き取りましょう。
お湯により皮脂を溶かし、べたつきを拭き取れると考えられます。
朝と夜2回シャンプーをしてもすぐに髪がべたつきます…。何度シャンプーしても髪がべたつくのはなぜでしょうか?
シャンプーの回数が多過ぎる可能性があります。
シャンプーの回数が多過ぎると、乾燥を引き起こします。
頭皮は乾燥すると、皮脂を出して乾燥を補おうとするため、べたつくことがあります。
シャンプーは基本的に、1日1回がおすすめです。
夜間に汗をかいた場合のみ、朝もシャンプーを行うと良いでしょう。
髪のべたつきが悪化するため、
・頭皮にトリートメントをつける
・髪の根元付近にもヘアオイルをつける
という行動は控えましょう。
トリートメントやヘアオイルには、保湿作用があります。
そのため、頭皮や髪の根元につけるとべたつきが悪化してしまいます。
▼トリートメントやオイルをつける場所
トリートメント | 頭皮から10cm離れた場所から毛先を中心につける |
オイル | 毛先を中心につける |
サラサラな髪を目指すのなら、
・保湿する
・紫外線対策をする
という行動を習慣化させましょう♪
タオルドライ後や乾燥が気になる時に、
・ヘアミルク
・ヘアオイル
などで保湿しましょう。
乾燥やパサつきがある髪を保湿することで、潤いが補給されてサラサラな髪を目指せます。
外に出る時は、季節を問わず、
・帽子をかぶる
・日傘をさす
・髪専用の紫外線防止スプレーを使う
などの紫外線対策を行いましょう。
紫外線は、髪のダメージ・頭皮の乾燥・皮脂の酸化の原因になります。
秋や冬も紫外線が降り注いでいるので、基本的には毎日紫外線対策を行いましょう。
曇りの日や雨の日でも、紫外線対策を!
快晴時と比べて、
・曇りの日でも約6割
・雨の日でも約3割
の紫外線が降り注いでいます。
太陽が出ていないからと言って油断せず、毎日紫外線対策をしましょう。
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