美容師に聞く！切れ毛をなくす方法｜自宅でできるケアのポイントやセルフカットのやり方。美容院のメニューも

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「髪が痛みすぎてまとまらない…」
「切れ毛をなくす方法が知りたい！」
切れ毛・枝毛でお悩みの方に、正しいヘアケアのやり方をご紹介します。
セルフカットの手順も、美容師さんに詳しく聞きました。

監修者

美容師

contents

「切れ毛をなくす方法」が知りたい！

切れ毛のせいで、髪がまとまらなくて困っています…！切れ毛をなくすには、どうすればいいんでしょうか？

切れ毛をなくすためには
① カラーやパーマを控える
② 熱や摩擦による刺激を避ける
③ 洗い流さないトリーメントを使う
④ 睡眠・食事習慣を整える
といったことが大切です。

切れ毛が発生するしくみ

切れ毛は、カラーやパーマの薬剤、ドライヤーの熱などによるダメージで、髪の柔軟性が失われることで発生します。

また、たんぱく質や亜鉛、ビタミンなどの栄養素が不足すると、髪の内部がスカスカになり、切れ毛ができやすくなります。

切れ毛をなくすためには、髪へのダメージを最小限にして、十分に栄養をいきわたらせることが重要となります。

髪へのダメージを抑えるために、明るいカラーやブリーチ、パーマ、縮毛矯正は控えましょう。

これらのメニューに用いられる薬剤は、髪への負担が大きいです。どうしてもやりたい場合は、必ず美容院で、トリートメントも一緒に行うようにしましょう。

普段のケアでも、
・高温のヘアアイロンを長時間髪にあてない
・紫外線やエアコンの風などの刺激を避ける
・タオルでゴシゴシ拭かない
・過度のブラッシングを控える
などを心がけて、髪への刺激を避けましょう。

高温のヘアアイロンを長時間髪にあると、髪のキューティクルが壊されて切れ毛の発生につながります。ヘアアイロンは、同じ場所に2秒以上あてないようにして、濡れた髪への使用も避けましょう。

紫外線やエアコンの風も、髪を乾燥させてダメージを促進します。強い日差しを浴びるときは帽子や日傘で対策して、エアコンの風が直接髪に当たらないようにしましょう。

また、髪に摩擦を与える行為も、ダメージに繋がります。髪を拭くときは、タオルで髪を挟んで、やさしく押さえるように水分を取り除きましょう。過剰なブラッシングも摩擦を引き起こすので、何度も繰り返し髪をとかすのはやめてください。

毎日のヘアケアに、洗い流さないトリートメントを取り入れましょう。トリートメントは、髪の毛を熱から守り、熱と反応して髪を強固にする成分が含まれています。

洗い流さないトリートメントは、熱ダメージから髪を守る「ヒートプロテクト」と表示された商品がおすすめですよ。

髪の毛の状態は、生活習慣が大きく影響します。
・睡眠時間は6～8時間ほど確保する
・栄養バランスのいい食事を摂る（特にビタミン、亜鉛、タンパク質）
などを意識しましょう。これから生えてくる髪が健康的で傷みにくくなり、ダメージにも強くなりますよ。

睡眠時間が十分だと新陳代謝が促進されて、健康な髪が生まれやすくなります。

ビタミンや亜鉛、タンパク質は、髪を作るのに不可欠な栄養素です。日々の食事で積極的に摂るようにしましょう。