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「納豆を毎日食べると太る？」
「食べ続けるとデメリットが生じるって本当？」
1日何パックまで食べていいのか、栄養士に聞きました。
納豆のダイエット作用やメリットもご紹介します。
監修者
株式会社Luce・健康検定協会 所属
栄養士・食育栄養インストラクター
神原李奈 先生
経歴
CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。
毎日納豆をたくさん食べると、カロリーを取りすぎてしまい、太る可能性があります。
ダイエットや健康におすすめの納豆ですが、運動せずに食べ過ぎると太ることがあります。
1日2パックまでにしましょう。
▼納豆の栄養素（1パック40～50gあたり）
| カロリー | 80～100kcal |
| たんぱく質 | 6.6g～8.3g |
納豆を食べ過ぎるデメリットとして、
・むくみや高血圧が起きる
・痙攣性便秘が悪化する
といったことが生じる可能性があります。
納豆を食べるときに醤油をかけすぎると、塩分の過剰摂取によるむくみや高血圧が生じる可能性があります。
納豆と一緒に漬物など塩分が多いものをたくさん食べる人は、注意が必要です。
痙攣性便秘（ストレスによる便秘）の方は、納豆を食べ過ぎると便秘が悪化する可能性があります。
納豆は水に溶けにくい「不溶性食物繊維」が多く含まれています。
痙攣性便秘の場合、不溶性食物繊維の摂取により腸が刺激され、便秘が悪化してしまうことがあります。
▼食物繊維の特徴と働き
| 特徴と働き | |
| 水溶性食物繊維 | ・水に溶けやすい ・腸内の善玉菌の餌になる ・善玉菌の増殖を助け、腸内環境を整える |
| 不溶性食物繊維 | ・水に溶けにくい ・便のかさを増やす ・腸を刺激して、便通を促す |
納豆を毎日食べる場合、1日1～2パック程度にしましょう。
納豆以外にも大豆製品を食べる場合は1パックにするなど、他の食事とのバランスを考えましょう。
3パック以上食べると、
などが生じる可能性が高いです。
毎日1～2パック納豆を食べるメリットとして、
・便秘解消につながる
・髪や肌の調子がよくなる
・ダイエットに繋がる
などのことが期待できます。
納豆は食物繊維が豊富なため、便秘解消作用が期待できます。
納豆に多く含まれる「不溶性食物繊維」は、便のかさを増し、腸を刺激して、お通じにつなげる働きを持っています。
納豆を食べることで、髪や肌の調子がよくなる可能性があります。
納豆により腸内環境が整うと、髪や肌を健康に保つために必要な栄養素をスムーズに吸収できると考えられているからです。
納豆には、
・代謝が良くなる
・腹持ちがいい
などの作用が期待できます。
納豆を食べることで腸内環境が整うと、栄養素の吸収がよくなります。
そうすると代謝が良くなり、ダイエットにつながる可能性があります。
納豆は、食物繊維やたんぱく質を多く含むため、腹持ちがいいです。
その結果、間食や過食を予防できると考えられます。
ダイエット・美容・健康のためには、色々な食材を組み合わせ、バランスの良い食事を摂ることが大切です。
納豆にはたんぱく質が多く含まれていますが、
からもたんぱく質を摂りましょう。
肉や魚は、納豆よりもたんぱく質含有量が多いです。
メインは肉や魚にし、納豆（大豆製品）はサブ食材として組み合わせるのがおすすめです。
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