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「化粧品の使用期限を気にしないのはダメ?」
「期限が過ぎた化粧品を使うとどうなるの?」
化粧品の使用期限について、美容専門家に聞きました。
良い状態をキープするための方法なども解説します。
監修者
株式会社Luce/健康検定協会
日本エステティシャン協会認定フェイシャルエステティシャン
徳満友美 先生
経歴
大手エステティックサービスの提供、技術営業指導員を経て、化粧品、健康食品会社にてスタッフ育成、その後美容皮膚科にて運営、企画を行う。
株式会社Luceでは健康、医療情報メディカルアカデミーを担う。
contents
「化粧品に使用期限があるのは嘘」と聞いたことがあるのですが…実際のところどうなのでしょうか?
「化粧品に使用期限があるのは嘘」というのは正しい情報ではありません。
化粧品にはそれぞれ使用期限があります。
「使用期限があるのは嘘」と言われているのは、使用期限が書かれていない化粧品が多いからでしょう。
使用期限が書かれていない化粧品でも使用期限はあるので、「気にしない」のはNGです。
「3年以内に劣化しない化粧品以外は、期限や製造年月日を記載する必要はない」ということが、「医薬品医療機器等法」という法律で定められているからです。
使用期限が記載されていない化粧品も、いつ作られたものなのか製造元で分かるようにロット番号が記載されています。
化粧品によって、使用期限に差があります。
例えば、クリーム系やリキッド系などの水分量が多い化粧品は、雑菌が繁殖しやすいので使用期限が短いことが多いです。
使用期限を明記していない化粧品は、未開封で3年間を使用期限とします。
▼化粧品の推奨使用期限一覧(開封後)
化粧水・乳液 | 1~3ヶ月以内 |
ファンデーション | 半年程度 |
アイシャドウ | 半年〜1年程度 |
マスカラ | 3ヶ月以内 |
リップ | 1年以内 |
チーク | 半年〜1年程度 |
※使用期限以内でも、使用感・臭い・色などに変化があるものは使用しないでください。
開封すると、化粧品が空気に触れて、どんどん劣化していくからです。
そのため、開封した化粧品は、長くても半年以内には使い切りましょう。
使用期限が過ぎた化粧品を使用すると、
・肌が荒れる
・乾燥する
などの肌トラブルが起きる可能性があります。
使用期限が過ぎた化粧品には、細菌が繁殖していることがあります。
その細菌が肌に付着すると、肌トラブルの原因につながると考えられます。
使用期限が過ぎた化粧品は、スキンケアやメイク用品としては使えません。
もったいなくても破棄してください。
「使用期限が過ぎても体になら使ってもいい」と思っている人がいますが、体へもNGです。
期限が過ぎた化粧品を体に使用すると、顔と同じように肌トラブルが発生する可能性があります。
化粧品は使用期限を過ぎると、劣化していきます。
そのため、肌につけるのはリスクが大きいため気にしないのはダメです。
保存料が入っている化粧品でも、無期限に使えるわけではありません。
使用期限が過ぎた化粧品を使い続けることで、慢性的な肌荒れの原因になります。
肌荒れが続いている人は、使っている化粧品の開封日を確認しましょう。
化粧品の劣化を防ぎ、良い状態でキープするために、
・しっかりフタをする
・保管場所の温度や湿度に気を付ける
・清潔に保つ
という3つのポイントを意識しましょう。
暑すぎる・直射日光を浴びているなどの保管環境は不適切です。
これらの環境下で保管した場合、劣化が早く進む可能性があるので注意しましょう。
開封後は、しっかりフタを閉じ、空気が入らないように密閉しましょう。
化粧品に空気が触れる量を減らし、酸化を予防します。
・直射日光を避ける
・温度や湿度の変化が激しいところには置かない
・冷蔵保管品のみ冷蔵庫で保管する
など、保管場所の環境に気を配りましょう。
化粧品を全て冷蔵庫で保管している人もいますが、おすすめしません。
「冷蔵保管」とされていないものは、常温で保管しましょう。
冷蔵庫で保管すると、保管時と使用時の温度差が激しくなり、劣化の原因となります。
・使う口の部分を直接触らない
・汚れた手で使用しない
など、清潔な状態を保つために注意しましょう。
清潔な状態を保ち、細菌が入り込んで増殖するリスクを回避しましょう。
メイク道具の洗浄も重要!
化粧品が使用期限内でもブラシやスポンジが汚れていると、そこについた細菌が肌荒れの原因につながる可能性があります。
使用を終えるたびに、
・メイク用品専用の洗浄液
・食器用洗剤
などで洗って、しっかり乾かしてから再度使いましょう。
使用期限切れの化粧品か見分けるために、
・臭い
・色
・状態
・使用感
が変化していないかどうかチェックしましょう!
使用期限切れの化粧品は、臭いや見た目が変化していることが多いです。
いつから使用しているか不明な化粧品は、これらのポイントをチェックしましょう♪
初めて開封した時とは違う「ツンとくる臭い」がする場合は、使用期限切れかもしれません。
化粧品は酸化すると、ツンと鼻を刺すような臭いがすることがあります。
化粧品の色が、
・黄色っぽくなった
・暗く変色している
・濁っている
などの場合は、使用期限切れであることが多いです。
もともと均一だった液体の化粧品が、分離している場合は劣化しているので破棄しましょう。
劣化すると、成分が変化して元の形状を保てなくなります。
そのため、分離してしまうことがあります。
初めて開封した後の使用感と比べて、
・滑らかさがなくなった
・伸びが悪い
・ベタベタする
など、使用感が変化している場合は劣化の可能性があります。
使用感が変わるのは、
など、成分や調合が変わってしまっているからです。
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