前髪 触る 女性

【美容師監修】前髪が浮く!原因と対処法│出先で直す方法は?

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「前髪が浮くのはなんで…?」
「出先でもできる浮いた前髪の対処法を教えて!」
前髪が浮く人へのアドバイスを美容師さんに聞きました。
自分に合う前髪の見つけ方なども解説します。

監修者

後藤淳子

美容師

後藤淳子 先生

なぜ?前髪が浮く4つの「原因」

美容専門家(女性)

前髪が浮いてしまう原因として、
・髪質
・生え方
・乾かし方
・前髪のスタイル
この4つが影響していると考えられます。

原因① 髪質

美容専門家(女性)

髪質によっては、前髪が浮きやすい・うねりやすいことがあります。

▼前髪が浮きやすい髪質

  • 直毛
  • くせ毛

原因② 生え方

美容専門家(女性)

髪の生え方によっては、前髪が前に向いておらず、浮いてしまうことがあります。

▼この原因が起こりやすい人の特徴

  • 前髪が上に向かって生えている
  • 前髪の毛穴が横向き・後ろ向き
  • 前髪付近につむじがある

原因③ 間違った乾かし方

美容専門家(女性)

入浴後などに間違った乾かし方をすると、前髪が浮く原因につながります。

▼この原因が起こりやすい人の特徴

  • 濡れた髪を放置する
  • 下を向いてドライヤーを当てる

ダメージが促進…自然乾燥はNG×

美容専門家(女性)

濡れた髪は、髪の表面にあるキューティクルが開いて、傷みやすい状態になっています。
ダメージを避けるために、自然乾燥はせず、ドライヤーを使用してください。

髪を濡れたままにしていると、

  • 薄毛
  • 抜け毛
  • 細菌繁殖

の原因になる可能性があります。

原因④ 前髪のスタイルが合っていない

美容専門家(女性)

前髪を短くする・軽くすることで、浮いてしまう場合があります。
現在流行っているシースルーバングは、人によっては前髪が浮く原因になります。

▼この原因が起こりやすい人の特徴

  • 前髪を薄くカットしている
  • 前髪を短くカットしている

自分にあった前髪の見つけ方は?

美容専門家(女性)

顔の形を考えてカットすると、自分に合う前髪になれるでしょう。

▼顔の形に合わせたおすすめの前髪スタイル

丸顔 前髪を分ける
→丸顔がカバーされてスタイリッシュに見える
面長 ワイドバング
→面長がカバーされてかわいい印象に見える
逆三角形 前髪を下ろす範囲を多く取る形
→おでこの広さがカバーされ、小顔に見える
ベース顔 サイドの髪と前髪がなじむ形
→顔の大きさがカバーされ、小顔に見える

前髪を作ると幼い印象になりやすいので、大人っぽくしたい人にはおすすめしません。
また、おでこの広さに合わせて前髪のスタイルを検討するのも良いでしょう。

【美容師直伝】浮く前髪への「対処法」

前髪 とかす

美容専門家(女性)

前髪が浮くのを抑えるために、
① 前髪の根元を濡らす
② ドライヤーを上から当てる
③ 冷風を当てる
④ スタイリング剤を使う
この手順でスタイリングしていきましょう♪

STEP① 前髪の根元を濡らす

美容専門家(女性)

前髪をセットする前に、根元を軽く濡らしましょう。
濡らした後に、コームでとかします。

髪の毛は水分を含むと柔らかくなり、ドライヤーでスタイリングしやすくなります。

\美容師さんからのアドバイス/
根元や浮いている前髪にのみ、しっとりする程度濡らします。
スプレーボトルに水をいれておくと、やりやすいです。

STEP② ドライヤーを上から当てる

美容専門家(女性)

前髪を前方向に垂らすために、上からドライヤーを当てます。
根元から乾かし始めると、前髪が綺麗に決まりやすいです。

前髪に生えグセやつむじがある方は、前髪を左右2つに分けて、左の髪を右側に、右の髪左側に乾かすと、生えグセが目立ちにくくなります。

前髪を流したい方は、流したい方向とは逆に優しく引っ張りながら、なびかせるように乾かすと良いでしょう。

\美容師さんからのアドバイス/
ドライヤーの風量は「弱~中」がおすすめです。
強い温風で乾かすと、髪の毛の向きが一気に作られてしまい、直しにくくなります。

STEP③ 冷風を当てる

美容専門家(女性)

ドライヤーの冷風機能で、前髪に冷風を当てていきます。

冷風で髪の毛を冷たくすると、髪の毛の形がキープされやすくなります。

\美容師さんからのアドバイス/
前髪だけでなく、髪の毛全体のスタイリングキープにも冷風はおすすめ!
乾かした後に、仕上げとして冷風を当てると良いでしょう。

STEP④ スタイリング剤を使う

髪 スプレー

美容専門家(女性)

前髪のスタイルをキープするために、仕上げにスタイリング剤を使用しましょう。

スタイリング剤は、つけすぎると不自然に髪が固まるので、量を調節しながらつけましょう。

▼各種スタイリング剤のポイント

スプレータイプ 前髪から20〜30cm程度離したところから軽く吹きかけて、指でなじませます。
・ジェルタイプ
・ワックスタイプ
・オイルタイプ
・ミルクタイプ
指に少量をなじませて、髪の毛の内側からつけていきます。
その後、外側にも軽くつけるイメージでスタイリングします。
\美容師さんからのアドバイス/
前髪にスタイリング剤をつけるときは、少量からつけて、足りなければ少しずつ足すと良いでしょう。
自然に見せたいときほど、少量使いがおすすめです。

出先でも!すぐできる「前髪の直し方」

美容専門家(女性)

出先で前髪が浮くのを直したいときもあるでしょう。
そんな時は、
・ピンで押さえる
・スタイリング剤を使用する
という方法で直しましょう。

直し方① ピンで押さえる

美容専門家(女性)

浮いた前髪を直すためには、美容室で使われているようなダッカールピンがおすすめです。

10分~30分程度ピンで押さえると、浮いた前髪をカバーできるでしょう。

▼ダッカールピン

ダッカールピン

ダッカールピンは、挟む力が強すぎない・挟む部分のカーブが緩めなので、前髪につけても変な跡が残りづらいです。

直し方② スタイリング剤を使用する

美容専門家(女性)

キープ力のあるスタイリング剤を少量指になじませて、前髪を整えましょう。

ドラッグストアやコンビニなどでは、持ち歩きやすいサイズのスタイリング剤が販売されています。
急な雨で前髪の形が変わってしまった時などに活躍するので、1つは持っておくと良いでしょう。

また、アホ毛などを抑えるためのポイントケア用のグッズもおすすめです。

電池式や充電式のヘアアイロンでのお直しもおすすめ! 

ヘアアイロンで前髪を挟んで、前髪を流したい方向へ動かし、形を作ります。
前髪の量が多い人は、2~3束に分けてアイロンすると前髪をキープしやすいです。

電池式や充電式のヘアアイロンは、ネット通販やバラエティショップなどで買えます。
前髪が浮きやすい人は、持っておくと良いかもしれませんね♪

どうしても浮く人は「前髪パーマ」もおすすめ

美容院

美容専門家(女性)

前髪が浮いてしまう人は、ストレートの前髪パーマがおすすめです。

部分パーマとして、髪の形を記憶する液体を使用して整えます。
ドライヤーで乾かすだけで綺麗な前髪が出来上がるので、時短にもなります。

 ▼前髪パーマの詳細

値段相場 2,000円~5,000円程度
持ち 数ヶ月〜半年間
メリット ・前髪のスタイリング時間が節約できる。
・前髪の形がキープされるので、ストレスがなくなる。
デメリット ・新たに伸びる部分はパーマがかかっていないので、湿気を帯びると方向が定まらなくなる。 ただし、毛先にパーマがかかっているので、通常よりはスタイリングしやすい。

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