40代 パサつく髪を艶やかにする方法

【40代向け】ツヤツヤ・サラサラの髪の毛にする方法は?加齢によるパサつきやうねりにお悩みの方に

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「年のせいか、40代になって髪がまとまりにくい…」
「若い頃のように、ツヤツヤの髪になる方法ってあるの?」
40代におすすめの髪をサラサラにする方法を、美容師さんに聞きました。
自宅でできるケア方法や、髪に悪いNG習慣やなども解説しています。

監修者

後藤淳子

美容師

後藤淳子 先生

40代の“パサパサ・うねり髪”の原因は?

40代を超えた頃から、なんだか髪質が変わってきた気がします…(泣)これってやっぱり加齢のせいなんでしょうか?

女性(困り顔)
美容専門家(女性)

多くの方は、年齢を重ねることで、髪質が変わっていきます。
女性は30歳ごろになると、髪の成長のピークを越えます。さらに、加齢によって毛穴がたるむことで、髪質に変化が起こるのです。

たるんだ毛穴からは、髪の毛が真っすぐ生えづらく、うねるなどの影響を与えます。
また、髪のツヤや潤いを保つ「セラミド」という成分が、40代になると20代の半分以下にまで減少してしまうのです。

このことから、年齢を重ねるごとに

  • 髪がパサついてまとまりにくい
  • 若い頃よりツヤがない
  • 髪が細くなりボリュームが出にくくなる
  • 髪がうねる

などのトラブルが出やすくなります。

髪の老化対策に!“サラツヤ髪”を目指す3つのポイント

洗髪

美容専門家(女性)

加齢による髪のダメージを解消するには、いつものヘアケアを見直すことが大切です。
例えば
①シャンプー、トリートメントのやり方
②アウトバスケアの仕方
③ドライヤーのかけ方
などです。それぞれ詳しく解説していきます!

対策① シャンプー、トリートメントを見直す

美容専門家(女性)

髪の悩みに合わせて、シャンプーやトリートメントを選びましょう。
また、間違った方法で髪を洗うとダメージに繋がるので、注意が必要です。

髪のうねりやハリコシ不足が気になる方は、「スカルプケア」タイプ、パサつきなどが気になる方は、「ダメージケア」タイプがおすすめです。
髪の毛も肌のお手入れと同様に、できるだけ早く始めることが大事ですよ。

◎正しいシャンプーの方法

  • 38~40℃くらいの熱すぎないお湯で洗う
  • シャンプーを付ける前に予洗いを行い、頭皮や髪をよく濡らす
  • 予洗いとシャンプーは、マッサージするように頭の下ら上へもみ洗いする

×間違ったシャンプーの方法

  • 熱すぎるお湯で洗う
  • 爪を立てて頭皮を擦る
  • 頭皮や髪の毛を十分に濡らさないで洗う

▼【お悩み別】おすすめヘアケア成分一覧

パサパサ髪におすすめの成分 ・セラミド
・グリセリン
・ヒアルロン酸
・スクワランオイルなどのオイル成分
・加水分解ヒアルロン酸
・加水分解コラーゲン など
うねり・クセ毛におすすめの成分 ・ケラチン
・グリセリン
・スクワランオイルなどのオイル成分
・加水分解ヒアルロン酸
・加水分解コラーゲン など

対策② アウトバスケアを丁寧に行う

美容専門家(女性)

自分の髪悩みに合った、洗い流さないトリートメントを選び、ケアを続けることが大事です。

髪の毛にツヤ感が欲しい方は「オイルタイプ」、パサつきが気になる方は、「ミルクタイプ」がおすすめです。また、髪の毛にボリュームが欲しい方は「ミストタイプ」を選ぶといいでしょう。

アウトバスケアのやり方

  • 入浴後、髪の毛をタオルドライします
  • 適量のヘアオイルやヘアミルクを、両手にまんべんなく伸ばします
  • 髪の内側に手を入れ、半分くらいの長さから毛先まで馴染ませます
  • ドライヤーで髪を乾かしてください

ダメージが気になる方は、ドライヤー後にも洗い流さないトリートメントをつけるとより効果的でしょう。

対策③ ドライヤーのかけ方を見直す

美容専門家(女性)

濡れた髪は、キューティクルが開き、傷みやすい状態になっています。自然乾燥はせずに、できるだけ早くドライヤーで乾かしましょう。

正しいドライヤーのかけ方

  1. しっかりとタオルドライを行います
  2. 頭皮に近いところから、ドライヤーをあてて乾かしましょう
  3. その後、上から風を当てて、髪全体を乾かします

ドライヤーは髪の毛から10~15cmほど離しましょう。熱を当てすぎると、髪が痛んでしまいます。

コテ・アイロンの「温度設定」にも注意!

ストレートアイロンの場合は、160度程度、カールアイロン(コテ)の場合は、140度程度が最適です。
髪が痛んでいる場合は、少し低めの温度設定にして使用するようにしましょう。

これだけはやめよう。ダメージを加速させる「NG行動」

ダメージヘア

美容専門家(女性)

次の3つの行動は、髪のダメージを悪化させます。
・髪の毛が濡れたまま寝る
・髪の紫外線対策をしていない
・セルフカラーをしている
それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

NG行動① 髪の毛が濡れたまま寝る

美容専門家(女性)

濡れている髪の毛は、非常に傷みやすい状態です。その状態のまま寝ると、枕や布団との摩擦ダメージを強く受けてしまいます。

髪はできるだけ早く乾かしましょう。また、髪の毛が長い方は、寝るときに軽く髪の毛を結んで寝ると、摩擦を軽減できます。

NG行動② 髪の紫外線対策をしていない

美容専門家(女性)

髪の80%以上が、たんぱく質で構成されていると考えられています。
髪が紫外線を受けると、たんぱく質が壊され、パサつきなどのダメージが起こりやすくなってしまいます。

紫外線対策のために、髪にも使える日焼け止めスプレーを使いましょう。頭皮も紫外線のダメージを受けているため、頭皮用の美容液などを使って、アフターケアすることもおすすめします。また、帽子や日傘の使用も、紫外線対策として有効です。

NG行動③ セルフカラーをしている 

美容専門家(女性)

セルフカラーは、サロンで行うカラーよりも髪の毛が何十倍も痛むと言われています。できる限りサロンでカラーを受けることをおすすめします。

自宅で簡単にセルフカラーできるものは、サロンよりも薬剤が多く配合されています。髪のダメージを減らすために、頻繁なセルフカラーはおすすめできません。

セルフケアでは限界!そんなときは美容室へ

美容室

美容専門家(女性)

セルフケアではなかなか良くならない方や、カラーやパーマを繰り返してダメージが強い方は、サロンでの施術をおすすめします。

サロンでのメニューでは

  • 髪質改善トリートメント
  • 頭皮マッサージ

などがおすすめです。

「市販」と「サロン」のトリートメントの違いは?

美容室でのトリートメントは、髪の内部に栄養を補給する働きがあります。一方で、市販のトリートメントは、髪の表面を保護することに重視しているタイプが多いです。

そのため、よりしっかりと髪をケアしたい場合は、サロンのトリートメントの方が有効だと考えられます。

メニュー① 髪質改善トリートメント

美容専門家(女性)

髪質改善トリートメントとは、髪の毛内部の結合自体を修復できるトリートメントです。

薬や熱の作用で、髪の毛のダメージに働きかけます。一般的なトリートメントと比べて持続性が高いことが特徴です。

期待できる効果 パサつき、ダメージなどの改善
一般的な値段 5,000円~20,000円程度(オプションによって異なります)

メニュー② 頭皮マッサージ 

美容専門家(女性)

頭皮の汚れやたるみをケアするマッサージを行います。

頭皮の汚れを取ることで、皮脂の詰まりによる匂いを改善する効果も期待できます。また、血流が良くなり、髪質改善・顔のたるみ改善の効果などが考えられます。

期待できる効果 髪質改善、発毛促進、顔のたるみの改善、血行促進など
一般的な値段 2,000円〜5,000円程度

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