本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。
「カラーリングとパーマの間は期間をあけるべき」とよく耳にしますが、なぜ同日の施術はNGなのでしょうか。ここでは、その理由と髪への負担やリスクについて解説します。
contents
パーマとカラーリングを同じ日にすると髪が傷んだり、負担がかかるから?と想像する方がほとんどのようですが、理由はそれだけではありません。
実はもうひとつ、NGとなる理由があるのです。それは、「薬事法」という日本の法律によって「パーマとカラーリングの同時施術は禁止」と定められていること。
パーマやカラーリングの施術で使用する薬剤は、ほとんどが医薬部外品であり、これら医薬部外品を組み合わせて使うことはNGとされているためです。
パーマとカラーリングを同日に行うということは、医薬部外品の薬剤の使用後、すぐにまた別の薬剤を使うことになるためNGとなるのです。その理由も、やはり髪や体への影響を考慮しての決まりです。
やはりパーマとカラーリングで使用する医薬部外品の薬剤は、髪へのダメージになりやすく、同日に行うことで一方の効果を邪魔してしまう恐れもあるため、間隔を空けて行う方が良いと言えます。
パーマとカラーリングの施術を受けるのであれば、基本的に約7日間(最低でも3日)の期間は空けて施術を受けましょう。また、施術を行う順番としては、最初にパーマから先に行う方が好ましいです。先にカラーリングから行うと、次にパーマをかけた際の色落ちが懸念されるからです。
これらは美容師の基本的な知識なので、施術をする前に説明をしてもらえることが多いでしょう。
時間がとれない方や遠くから通ってくる方にとって、同時に施術を受けることは絶対にダメなのか…?というと、必ずしもそういう訳ではありません。カラーリング剤やパーマ液には、さまざまな種類や違いがあり、時間のとれない方のために色々と考慮してくれるサロンもあるようです。
この場合は、パーマ液またはカラーリング剤のいずれかが医薬部外品ではなく、化粧品と定められているものを使用して施術をします。「どうしても今日中に!」という方は、サロンが対応してくれるかどうか、事前に電話で問い合わせるようにしましょう。
あとは、根元のみのカラー、パーマのデザインによっては同時でも、さほど負担なくできます。
同じ日にパーマとカラーリングの施術を受ける際、どちらを優先的にやるか?ということを考えておきましょう。どちらからやるかによって仕上がりに以下のような変化がでてきます。
カラーリングはキレイに染まりますが、パーマのカールが緩みやすくなりますカラーをキレイに発色させ、色持ちを考慮したい場合はこちらがおすすめです。
カールはきれいにでますが、先ほど説明した通りせっかくのカラーリングが色落ちしやすくなります。かわいいカールでスタイリングをしたい場合はこちらがおすすめです。
これらが起こる原因は、髪の状態が安定しないうちに再度キューティクルを開いて薬剤を浸透させるためです。そのため、どちらかのみの施術で髪が安定した状態に比べて、ダメージを受けやすくなります。
やはり同じ日にパーマとカラーリングを行うと、どうしても通常の仕上がりもどちらかを少々妥協するかたちになります。後悔しないためには少々手間はかかりますが、期間を空けてからの施術をおすすめします。
施術当日の髪は、見た目にはわかりませんが大きく髪膨張した状態です。施術をする当日の髪は水に馴染みやすい状態なので、水やシャンプー剤に触れると色落ちしやすく、まだ安定していないパーマ液の効果も流出しやすくなります。当日のシャンプーは控えるようにしましょう。
カラーリングやパーマでダメージを受けた髪は、通常よりも乾燥している状態ですので、ドライヤーのあて過ぎは禁物です。髪の水分量が多いほどパーマのカールが一番でやすくなるので、パーマのカールに沿って水分量が適度に残るようにドライした後、洗い流さないトリートメントなどで毛先をしっかり保湿しましょう。
施術後のケア次第で、パーマとカラーリングのもちは大きく変わってきます。ケアはキチンと、怠らずに、キレイなヘアスタイリングを楽しみましょう。
\今買っておきたい!夏の一押し商品ベスト3/
▼こちらの記事もチェック
ランキング